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「裕司、椿ちゃんの事気に入ったんでしょう?」
「まぁな、そんなお前だって春人の事未練タラタラって感じだぜ?」
「それは当然でしょ?」
「お前と春人。俺は椿ちゃん、意見が一致して良いじゃねぇか」
「そうなんだけどさ、私って春人にもあんたにも振り向いてもらえないなんてね、つくづく思うよ。女って所詮は外見よねって」
「元々お前は春人に気に掛けてもらいたくてこんなことしだしたんだろ?俺はそれに乗っただけだ」
「こんな事しても春人の心には椿ちゃんがいるってのは分かってるしなんの得にもならないけど悔しいじゃない?私の方が春人と先に出会ったのに」
「拗れてくれれば俺も椿ちゃんに取り入りやすくなって漁夫の利で行ける訳だから上手くやれよ?」
「まぁお互い頑張りましょう」
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合同体育の授業で男子がバスケ、女子がバレーボールの最中、俺のチームが終わって休んでいると…
「春人!」
「うわっ!びっくりさせんなよ椿」
「ヘヘッ、春人ったらそんなに驚いちゃって可愛い」
「いきなり横から飛び付いてきたらびっくりするに決まってんだろ?」
「それに暑苦しい。俺汗かいてるから臭いから近付かないほうがいいぞ?」
「そんな事ないよ、春人からはいい匂いしかしないし。春人の服そのまま持って帰りたいくらい」
「お前らイチャイチャしすぎて羨ましすぎ。他所でやれや」
「椿ちゃんにくっつかれるなんて春人マジムカつく」
「これだからリア充は」
とかなんとか聞こえてきたので俺は椿を連れて見えないとこまで行って休む。
「椿〜、離れてくれないと汗引かないじゃねぇか」
「いいの、私も春人の汗まみれになる〜」
「変態みたいな言い方やめろ」
「お姉ちゃんに似てきちゃったかもしれないね、あははッ」
「あ〜、確かに奏さんなら言いそうだ」
「それにしても後1時間も体育の授業あるなんて…私運動苦手だからなぁ」
「確かに豪快にサーブすかしてたよな、あれには笑った」
「私は冷めた目で皆に見られてたけどね…」
体育館にはボールの音が弾けていた。




