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従兄弟の家から戻ってきた俺は15時過ぎあたり椿の家に向かった。
「春人ぉ〜!」
「どわぁッ」
リビングに行くやいなや椿が抱きついてきた。どうしたんだ?いきなり。
「春人、会いたかったよぉ」
椿がぎゅっと抱きしめて離さない。
「お、おい、お前椿だよな?」
「むぅ〜、なんでそこを疑うのよ?正真正銘私でしょ?」
「なんか性格変わったか!?」
「春人君、椿ちゃんがびっくりさせてごめんね、素直な椿ちゃんも可愛いでしょ?それに椿ちゃんね、春人君にずっと会いたがっていたから許してあげてね」
「春人、私の部屋に行こう!」
俺はなんだかよくわからないまま椿の部屋に行った。
「うふふ、春人ぉ〜」
「おいおい、本当に何があったんだよ?そこまでガラッと変わると気になるだろ?」
「春人は今の私って嫌?」
「いや、全然。むしろ好き」
「そっか、うん。そっかぁ…」
「えっとね、私もうちょっと自分に正直になる事にしたの、自分にだけじゃなくてみんなに……
だから態度が変わったとか思われるかもしれないけどこれが私…」
「でね、そうなったのが………」
そうすると椿はポツポツと昨日あった出来事を話し出した。そんな事あったんだ。それで吹っ切れてこうなったんだな。椿が変に気負うよりいいかもしれない。
「なんつうか、成長したな椿…勉強は最悪だけど」
「なんで春人は褒めるのと貶すのを交互に入れてくるかな!?」
「はははッ、でも椿をからかうのは楽しいな。そこだけは変わらないな」
「もう!せっかく人が真面目な話したのに!」
「……ねぇ。春人、抱きしめて」
いきなり椿が呟いた。
わかってる、それでも起こった出来事は辛かったんだろ?
俺は椿を抱きしめて言う。
「肝心な時にいなくてごめんな、そういう時は俺の役目だもんな」
「ほんとだよぉ……バカぁ…」
慰めて欲しかったんだよな。
大変だったな椿、お疲れ様。




