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そろそろ暑くなり始めた6月後半俺はいつも通り椿の家の前を通り学校へ行く。


「あ、きたきた!おーい、春人!」


椿がいつもの如く俺が来るのを待ち構えてた。


「おはよー、春人!」


「おはよう、椿」


「奏さんは?もう行ったの?」


「そうだよ!春人が遅いから私が待ってあげてたんだから」


「そういう事にしておくよ」


「何それぇ?最近ジメジメして暑いよねぇ」


パタパタと胸元の服を引っ張って扇いでる。


「ふーん、ピンクのブラか」


「なっ!?そういう所しか見てないの?春人は!」


「そういう仕草をするからだろ?他の男共に見られないように気をつけろよ」


「ねぇ春人、他の男子にそういうとこ見られると嫌?」


「そりゃ彼氏としてはそうだろう?」


「フフッ、そっか!気をつけるね!」


学校に着き自分の席に座って一息ついてると男子の声が聞こえた。


「最近の姫野さんなんか変わったよな?」


「なんか前より明るくなったっていうか親しみやすくなったっていうか」


「だよな、それに前より綺麗になってるような気がする、でも飯塚の彼女なんだよなぁ」


「3年生には白石さんと神城さんと新垣さんの3人とも姫野さん並みに可愛いのがいて羨ましいよな」


「まぁ姫野さんは白石さんの親戚だから可愛いのは当然だよなぁ」


俺は心の中でそれ関係なくね?と思った。

チラッと椿に目をやると椿をこちらをチラチラ見てるので笑いかけるとニッコリ笑って小さく手を振っていた。


昼休み椿が弁当を作ってくれているので一緒に中庭で食べる。


「椿最近はいつにも増して凄い人気だな」


「もしかして妬いてるのかな?春人は」


「いーや、椿元々人気だったしな、今更だろ?」


「へぇ、私は春人の話題他の女子が話してるとソワソワしてしょうがないんだけどなぁ!この前だって姫野さんと飯塚君別れたら次私狙おうとかって聞こえてきたし」


「なんだ?椿はそうなるかもしれないって思ってるの?」


「そ、そんな訳ないじゃん!私春人の事大好きなんだから」


「うん、俺も大好きだし、椿は俺の事どれくらい好き?」


「ど、どれくらいって」


椿の顔をしっかり見て聞くと恥ずかしくなったのか椿は俺を抱きしめて表情を見えなくした。


「か、家族にしたいくらい!」


「え?それって……」


「あー、もう!うるさい!」


抱きついているところを他の生徒に見られてしまい更に恥ずかしがる椿はとても可愛かった。

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