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家に着くと誰もいなかった。


「あれ?春香ちゃんは?」


「あいつは部活だよ。よかったじゃないか、余計な邪魔が入らなくて」


「なーにが余計な邪魔よ?それは春人しか思ってません」


「あ!そうだ。親はどうせ遅いんでしょ?だったらこの前のリベンジを兼ねてまた私が夕飯作ってあげる」


「お、お手柔らかに頼む」


「何?その心配そうな顔は。少しはマシになったのよ」


「俺も手伝うか?」


「ダメ、春人に手伝ってもらったら意味なし」


「はいはい、じゃあ椿が作り終わるまでリビングで待ってるよ」


そして1時間くらい他愛もない話をしながら椿が料理を作っていると…


「ただいまぁ!」


春香が帰ってきた。


「あれぇー?なんか匂いがすると思ったら椿さんがまた料理してる。てかなんできてるのでしょうか?」


「彼女なんだから家くらい来るだろ?」


「へぇ、今度はどんな珍料理が出てくるんでしょうか?椿さん!ってあれ?意外とまとも…」


「どうかな?春香ちゃん、少しはマシになったでしょ?」


「ふぅん、まぁパスタくらいだったら簡単ですよね」


「こらこら、あんまり椿をからかうな」


「ん〜、隙あり!」


春香が俺に抱きついた。


「お、おい!いきなりくっつくな!」


「お兄ちゃん、椿さんが料理しているうちに私とラブラブしようねぇ」


チラッと椿をみるとワナワナと震えて怒りの表情だ。それ俺に向けるの間違ってね?


「春人〜!今日は春香ちゃんと仲良くしてもらったら?」


「ほら、春香のせいで椿怒ってるぞ」


抱きついたままの春香が俺の顔と椿の顔を見てピョンと椿のところへ行った。


「椿さん、もうお兄ちゃんとはエッチしました?」


「な、な、な、何それ!?」


「あ〜、その反応怪しい!」


「いきなり何聞いてんだよ!仮にしてたら何か問題あるのか?」


「大ありです!お兄ちゃんは小さい頃から私といたんだからお兄ちゃんの成長を私が見守ってきたのと同然なのに椿さんが可愛いからってホイホイついて行くなんて妹として許せません」


「ホイホイって…」


「ま、まぁ料理出来たし食べようよ?春香ちゃんも運ぶの手伝ってくれる?」


春香の爆弾発言お陰で俺と椿は動揺してしまった。



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