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鬱だ……何故かと言うと今日はテストだからだ。
そして私は今やっぱりよくわからない数学の相手をしていた。
チラッと春人の方を見る。うん、背中しか見えない…
ダメだ、頭が回らない。
結局大した手応えもなくテストが終わった…
テストが終わり私の机に春人がやってきた。春人の足取りは軽い。
「椿、テストうまく言ったか?」
「全然…春人と勉強したのにぃ〜」
ガタッ!?
斜め前の椎名君がその言葉に反応する。
「椿たんとそこのチートが一緒に勉強!?ず、ずるいでござる!」
その言葉遣いで大声で喋られると恥ずかしい……
「そういえば椎名君テストはどうだったの?」
「ふん、拙者はテストの点数は良いのでござるよ」
「頭が良いのでござるな」
あ、ヤバッ。ついつい移ってしまったでござる。
「なに椿それ?勘弁してくれでやんす」
「しっかり春人も移ってるじゃない」
「図書室いかないか?」
「え?うん、わかった」
「テスト終わったのに帰らないで図書室?何しに行くの?」
「椿とイチャイチャしに」
「はぁ!?図書室はそんな場所じゃないでしょ!」
「まぁまぁ」
「本当にエッチなんだから!」
「椿が可愛いのが悪いんだろ?」
「う……」
そう言われると嬉しいから反論できない、ずるい。
ガラッと図書室を開けると先客がいた。
心の中で残念ねぇ?春人と毒付いてあげた。
「あれ?この人ってこの前図書室に来てた…」
するとその子はこっちを振り向いた。
やっぱりとても可愛い。
「あ、図書委員の方ですよね?この前見かけた…覚えてますか?」
「そりゃあとびきり美人だし」
ちょっと春人それってイラッとする!
「3年生の方ですよね?」
「新垣 唯です」
聞いてはないけど答えてくれたのでこちらも「姫野 椿」ですと答えた。
「姫野 椿さん?それって白石さんの妹さんの?」
「あれ?私のこと知ってるんですか?」
「そうだね。だって白石さんとっても可愛い妹ができたって自慢してたんだよ」
「あははッ、そこまでじゃないですよ」
あ、この人が奏さんが言ってたとても可愛い新垣さんか!
「テスト期間なのに帰らないんですか?」
春人はそう言うがそれって私たちもでしょ?
「うふふ、なんか図書室って落ち着くから。お邪魔だったかな?」
「いえ、私たちは図書委員なので一応寄ってみただけなんです。なのでこれで失礼しますね」
そして私たちは図書室を後にした。
「新垣さんって噂になるだけあってかなり美人だったな」
「私はそうでもないですよーだ」
「冗談冗談、椿も負けないくらい美人だってもっぱら噂だし、そんな椿が彼女だなんて俺は幸せ者だなって事」
「なんか誤魔化された気がするけどイチャイチャできなくて残念でしたねぇ」
「よし、じゃあ俺の家に行こう!」
「あ!それなら行きたい。春人の家まだ1回しか行ってないから」
そうして私たちは急遽春人の家に行くことに決まった。




