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ここ数日椿に勉強を教えている。
そしてこの日も。
奏さんと優さんも大学受験に向けて少しずつ勉強していたのでこの日は勉強会になった。
俺はそこそこ頭が良いので椿にご教授だ。椿は飲み込みが少し悪いので丁寧に教える。
「はぁ、でも春人に勉強教えてもらうなんて少し屈辱…」
「お前教えてもらって良い度胸してるよな」
「私文系は得意だけど理数関係はちんぷんかんぷんなのよねぇ」
「こんなに数学できないなんてな、せめて赤点は取らないようにしろよ?」
「赤点なんて恥ずかしくて取れません!」
「いや、このまま行くと赤点まっしぐらなんだけど?」
「春人って顔いいくせに勉強できるなんて反則よね」
「酷いな、それ。顔いいと勉強出来ないなんてことないからな」
その時隣からドスッと音が聞こえた。
俺と椿がなんだろうと静まり返る。
するとキィキィと音がしている。
え?ベッドが揺れる音だよな?
さらに耳をすます。
「あ、あ…ん」
!?
「あ、ああ、優…」
!!
明らかに奏さんの喘ぎ声が聞こえてくる。しかも次第にベッドの音の激しさも増す。
何考えてんだ?あの2人……
椿を見ると顔を真っ赤にしている。そりゃそうだな。
勉強しにきてやり出すなんてきっと奏さんだろう…
「は、春人ぉ…」
椿が俺の服の裾を摘んでグイッと引っ張る。
そして俺の両耳を塞ぐ。
「私以外の女の人の喘ぎ声聞かせたくない!奏お姉ちゃんでもダメ!むしろ奏お姉ちゃんはダメ」
すると椿は俺にキスをしてきた。あれ?なんかこのままだとこっちもスイッチ入りそう。
そしていつの間にか椿もその気になってしまい俺も止められるわけもなく椿を抱きだしてしまった。
部屋には勉強の音どころか腰を打ち付ける俺と椿の粘膜が擦れ合う音だけが響いていた。
そしてリビングに行くと奏さんと優さんがいた。何故か奏さんはスッキリしたようなリフレッシュしたような顔になっていた。何故かはいらないが…
「春人君、お勉強順調?」
「はい、お陰様で教科にはない方の勉強になりました」
そう言うと奏さんと優さんは赤くなった。
「は、春人君もしかして…聞こえてた?」
はい、バッチリ聞こえてましたなんて言えないな…
すると椿もリビングに降りてきた。
「つ、椿ちゃん、お勉強捗ったかな?」
「はい、奏お姉ちゃんのお陰でしっかり勉強出来ました」
椿も少し意地悪そうに言った。
「そ、そっか!優、お勉強会やって大成功だね!ね?」
「あ、ああ、そうだな」
なんだかいたたまれない雰囲気で勉強会は終わった。




