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「もうわかったろ?俺も結局は高田と似たようなもんなんだよ」


「確かに椿のことは助けようとした、だけどそれは俺が椿を好きになったから。もし他人だったらどうでもいいやって思ってたかもしれない。そんな奴を椿は彼氏にしたんだぞ?」


「だったら何?そんなの好きだからに決まってるじゃない!?好きだから助けたいと思うのなんて当たり前じゃん!私だって好きな人じゃなかったらそこまで出来ないかもしれない」


「春人、そんなに自分を責めなくていいよ?そこまで春人が私のために思い詰めてたなんて…」


「じゃあ椿がもし高田だったらどうする?俺の事許せないだろ?」


「綺麗事なんて言わないよ。私は高田さんじゃないもの。私は私」


「だから私も高田さんの気持ちになれないしなりたいとも思わない。だから春人が私を好きになってくれて良かったって思ってる、今だって。私もそんな人間なんだよ?聖人君子みたいになんてなれない」


「だからそんなに悩まないで?私は春人がそこまでしてくれただけで嬉しいし春人を責める気なんてまるっきりないから」


「はぁ、わかった。なんか悪い。俺少しおかしかったわ」


「わかればいいよ。フフッ」


「何笑ってんだよ?」


「だって私のためにそこまで悩んでてくれてたんだって思ってさ」


なんだか恥ずかしくなって椿の両方の頬っぺたを軽くつねった。


「いひゃいよ!なにふんのよ!」


「変な顔…はははっ」


「もう!離せ!」


ようやく俺たちに笑顔が戻った。

なんだか凄くスッキリした。


「椿。ありがとうな」


「そうだよ!感謝してね!」


そんな椿の態度に俺の悪戯心に火がついたのでまた頬っぺたを軽くつねった。


椿にすっかり毒気をぬかれてしまったな…









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