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「今日は姫野の家にこれるなんて思ってもみなかったなぁ」
こっちがこんなに緊張してるのに飯塚君は‥
「そ、そうだね。飯塚君がくるなんて思ってもみなかった」
「どうした?そわそわして?」
「え?そわそわなんてしてないけど」
「顔に思いっきり出てるぞ?キョロキョロして」
「え!?本当?」
「うそ」
「な、なんなのよ!?」
うぅ、騙された‥
「姫野の反応面白くてなぁ〜」
「そういえば優さんと連絡先交換してたんだ?私聞いてない」
「あー、言ってないからな。てか姫野のも教えてくれない?」
「え?」
「嫌だったか?」
「ううん、全然嫌じゃない」
「はははッ、そんなに首ブンブン振らなくてもいいよ」
完全に遊ばれてる、なんか悔しい‥
「ほいっと!これで姫野といつでも連絡取れるな!」
「うん」
私はスマホに登録された飯塚 春人の名前を見る。なんだかニヤケちゃったので下を向いて誤魔化す。
「なぁ、姫野。俺これからお前の事椿って呼んでいいか?」
「え?」
「なんだかいつまでも姫野だと壁がある感じでさ。俺の事も春人って呼んでくれ」
「春人‥君」
「君もいらねぇよ」
「春人‥」
わぁ、名前呼んだだけなのに凄くドキドキする。
「椿」
春人‥‥春人が私の名前を呼ぶと心臓が高鳴る。私何を期待してるんだろう?
「椿って名前俺好きだな、響きもいいしな」
「そ、そうかな?そう言われると嬉しい」
私は緊張して何を喋ればいいかわからなくなってしまった。
私が下を向いてモジモジしていると春人が私の隣に来て私は抱きしめられていた。




