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あ、あれ?今私抱きしめられてる?
でも前と違って不思議と怖くない‥
なんだかホッとする。私は春人に体を預けた。
「嫌がられると思ってた」
「嫌‥じゃないよ」
「どうして?」
「‥‥わかんない」
恥ずかしくて好きなのと言えない。本当にヘタレだ私‥
どれくらい抱きしめられていたのだろう?私はとても凄い心拍数だったと思う。ゆっくりと春人が私から離れ私を見る。
絶対顔赤くなってる‥
「椿、とっても綺麗だ」
「春人」
私が恥ずかしくて俯いた瞬間とんでもない事に気付きさらに心拍数が上がる。
「椿?」
私がどうやって隠そうか硬直している瞬間春人が私の視線の先を見た。私と春人の間にはコンドームが落ちていた。
奏さんがあまりにストレートに渡すからずっと手に持っていたのだった。そして春人に抱きしめられていつの間にか手から落ちていたのだ。
「椿、これって‥‥」
「バカ!エッチ!春人のバカ!」
私は恥ずかしすぎて泣きながら言っていた。もうドジすぎて予定調和なのかもしれないと諦めた。
「うぅ、なんで、なんでこんなことになるのよ‥」
私は悲しくて涙がとめどなく出ていた。
私ってバカすぎる。
泣いていると春人が私の顔を覗き込み私は見られたくなくて顔を逸らそうとするが春人に顔を押さえられキスされた。
「う、うぅ」
私は頭の中が真っ白になった。そして春人の唇が私の唇から離れる。
「これで恥ずかしくなくなった?」
唇を押さえポカンとする私は何が何だかわからずコクッと頷いた。
「好きだよ、椿」




