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「ど、どうして飯塚君がここに?」
「俺が呼んだんだ。今日椿ちゃんの誕生日だから一緒に祝って欲しいって。この前来た時連絡先聞いといてよかったよ」
「そうだったんですか‥‥」
なんだか今日は予想外のことばっか起きるなぁ。
「姫野、誕生日おめでとう」
「あ、ありがとう」
でもなんだか嬉しい。
そして奏さんのお父さんとお母さんも帰ってきていつもより賑やかで豪華な食事が並んだ。
みんな私の誕生日を祝ってくれるなんて夢みたい。今までこんなことなかった。
ケーキを食べた後奏さんたちからプレゼントを貰った。
奏さんと優さんからは洋服やお菓子。奏でさんの両親からはりっぱな化粧台、そして飯塚君はティントリップだった。
「突然だったからこんなのしか用意できなかったんだ、悪いな」
「ううん、ありがとう」
「姫野に素直にお礼言われると照れるな」
なんか失礼な言葉が聞こえたけど本当に嬉しかったから許そう。
そして奏さんに部屋に呼ばれたので行ってみると‥
「つ、椿ちゃん、はい、これ!」
私は驚いて目を丸くした。
これってコンドーム?
「あ、あのー、これは?」
「も、持ってた方がいいと思うの!私も初めての時‥なくて。それでお預けになっちゃって残念で‥だから椿ちゃんは最初から持ってたら安心って‥私何言ってんだろ」
そう言って私を部屋から追い出した。
奏さんって凄く積極的だったんだな‥‥私は真似できそうにないよ‥
てかこんなの貰ってもどうしていいかわかんないよ!奏さんの予定では今日私と飯塚君が‥‥いやいや、ありえないでしょ奏さん!優さんって奏さんから猛アタック受けたんだろうなと想像してしまう。
「椿ちゃん」
「ひゃッ!」
「?どうしたの?奏は部屋?」
「は、はい」
あ、優さんか、てか飯塚君もいるし‥
優さんはそう言って奏さんの部屋に行ってしまった。
「えーと、私の部屋行く?」
「そうだな!」
奏さんのせいで私の緊張度はMAXになってしまった。




