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炎と水と〜黒竜池に眠る秘密〜僕達の推理道程【ブシロードワークス小説大賞一次選考通過中】  作者: シロクマシロウ子
断章

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道を外れし者の叫び


 



 何故 あの秘密が ばれたのだろう



 私の罪

 私の恐ろしい罪

 もう取り返すことのできない罪 




 今はもう知っているのは唯1人


 でも


 あの人は漏らさないはずだ

 あの人は私と同じ罪を背負ったのだから




 ああ…………でもあの人と私の違いは ある

 私の罪は決(・)し(・)て(・)明(・)か(・)さ(・)れ(・)て(・)は(・)な(・)ら(・)な(・)い(・)も(・)の(・)だったのに



 私の罪は私が苦しむだけでは済まない

 私の最も大切なもの達を絶望に堕とすだろう


 罪を償って補えるならばそうしている

 だけどこの罪は隠すことでしか償えない


 隠し通すことでしか 償えない罪だったのに






 断罪の刃の音がする


 恐ろしいのは この身が裂かれることより

 大切なものの 心を破ること


 ああ あなたの心が守れるのなら

 この己の何もかもを差し出してもいいのに




 全てを裏切る罪を犯したのに

 一体どうすれば

 あなたに信じられるように伝わるのだろう



 愛している と


 こんなにも 愛しているのだ と









 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を守れ

 秘密を…………






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