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Give and take 留学編  season2   作者: 月岡 愛
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オックスフォードへ。

ルミエラ大学、秋田国際大学の留学担当の両先生と共にオックスフォードへと導かれた。 現地にに着いて私は驚くのを通り越して気絶しそうになった。


その【オックスフォード大学】という建物だ。 歴史ある名門校だとはシャロンからは聞いていたがここまでダイナミックでそれこそ何世紀前からあるといわんばかりの建物だとは想像もつかなかった。


日本で言えば【お城】いや、古代ローマ文明とも思えるその創り・・・




こんな建物の中で生徒たちは講義を受けているのか・・・? 



私は体の中に刺激のある(何か)が走ったようにさえ感じた。




(愛? 面接には試験官が3名来るからね。それにドレスコードもしっかりね。)



オックスフォード大学の受験には試験時に「sub fusc」(サブ・ファスク)というドレスコードがある。 黑のジャケット、黒のパンツ、白のシャツ、黒の靴・・・これを厳守しないと通常の期末試験さえも受けられない。 



1.one of:

dark suit with dark socks, or

dark skirt with black tights or stockings, or

dark trousers with dark socks


2.dark coat if required

3.black shoes

4.plain white collared shirt or blouse

5.white bow tie, black bow tie, black full-length tie, or black ribbon.




日本でいえば就職活動で女子が着る(リクルートスーツ)が無難であろうと思い、祖母がイギリスに来るときに頼んでおり、黒の上下、下はパンツ、白のシャツ、黒のパンプス、日本の量販店で揃えてもらっていた。


祖母が揃えてくれた(リクルートスーツ)でこのオックスフォード大学の面接に挑む。



(結構、似合ってるじゃない? 笑)



秋田国際大学の先生とルミエラ大学の先生にも言われてちょいと照れる・・・



日本の女子たちは、就職活動にこのような黒の上下を着こんで履歴書を片手に企業を周るかと思うと本当に頭が下がる。 私も帰国して大学に復帰すれば3年生となる。 4年生にもなればこの(リクルートスーツ)を着こんで就職活動をするのだろう。


【オックスフォード大学】の正門でセキリュティチェックを受け、面接試験の旨を伝え受付へと案内された。




受付までいくに中庭を通るが、これがまた凄い広くて中央に噴水がありその周りを緑が敷き詰めている。 私の車イスをゆっくりと先生たちが押してくれ、これから新しい出来事が始まるんだと思うと、



いよいよ、この名門校で私は学ぶことになる・・そう思うと不安と期待で胸が高鳴った。






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