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化け物『ハギザ』と僕と君。  作者: 秋乃しん
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ハギザ5


よろしくお願いします!


 「秋乃ぉー!久しぶりっ!」


「お前はいつも元気だよな、達也」


朝の会が終わり机に伏せて寝ていだ僕に、背後から何者かがこちらに向かってくる駆け足の音。それが飛びついてくるまでの空気が読めた。瞬時、身体に力を入れて衝撃に備えていた。

 僕の肩に腕を回し、寄りかかって来ている[岡山達也]は今日も元気そうだ。それと、背後に現れた達也の『化け物』にも特に変化ないようだった。

 人を近くで見ると現れる黒い化け物。

皆同じ形をしているけど、性格や声の質は異なっている。そして、取り憑かれている本人と、取り憑いた化け物の関係は、僕ら人間がどんな人間だろうと予測できる物ではなく、不規則に比例したり反比例していたりもする。つまり、この化け物と本人は別者だということだ。

岡山の場合、本人の明るい性格に対して、その化け物は僕の『ハギザ』よりも弱々しく、内気なタイプ。それに、喋り方も声も、少し女っぽい。

そんなことよりも。今何よりも心配ているのが、僕のハギザが、酷に空腹という状態。故に、早速岡山の化け物の首を絞めて満たされようとしている。


『苦しいですうー!』


『がはっ!久しぶりだなっ!マヌケが!』


 ちなみに、僕は自分の化け物にだけ『ハギザ』と名前をつけるだけであって、他人の化け物はそのまま『化け物』と統一している。

同じ形の物体1匹づつに名前をつけてもややこしいだけなのだ。


ありがとうございます!

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