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ハギザ43
ハギザのこと書くの久々です
『がはがは、やっぱり夜はいいなぁ』
「そうだな。お前の姿が見えなくなるくらいもっと暗ければいいんだけどな」
『お!なんだか機嫌いいなぁ!がはっ!』
嫌味を込めた僕の言葉。身体を大きく捻り反応させたハギザ。
こいつは本気に、今の僕の機嫌がいいと思っているのだろうか。
まあ、それよりだ。夜道に独りの人間と1匹の化け物。こんな状況が当たり前になった日はいつからだっただろうか。
「なぁ、お前って何者なの?」
思い浮かんだことを適当に口にすると、夜の匂いが口から身体中に染み込んできた。そんな気がした。
『それ知ったところで意味あんのか?』
夜を満喫しているだろうハギザも適当な様子で僕にそう返してきた。
「いや、別に意味はないけどさ」
『ならなんだっていいぜよ、がは』
前にも似たような会話があった気がする。いや、何度もあったんだろう。適当に話を作り適当に話を終わらせる僕とハギザの関係。
しかし、それはハギザの言う通りであり事実。意味のないのだから別にどうだっていいことなのだろう。
「公園行かないか?ブランコに乗りたい」
『嫌だ』
「嫌だ、絶対乗る」
『ヤダァ』
ハギザへの仕返しが上手く収まらなかったので、これはちょうどいい機会だ。ハギザの嫌がることをしてやろう。
よろしくお願いします。




