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ぼっちパラディン、伝説の赤魔道士と友だちになる  作者: 椎名 富比路
第四章 本格的な宝探しです!

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第58話 ミノタウロス退治です!

「いつまでかわせるか。おとなしく潰されてしまえ!」

「そうはいきません!」


 リッコは側転で回避する。続けざまの連続踏みつけを、なおも転がってかわす。反撃したいが、余裕がない。ソランジュはデカイだけだと言うが、その圧力が凄いのだ。


「ちょこまかと!」


 ハーゲンティの右腕が、鋭い剣ヘと変形した。オレンジ色の光を放つ剣状の腕を、こちらへ向けて横に薙ぐ。


「気をつけろ! 衝撃波が飛んでくるぞ!」


 電撃のカタマリを衝撃波にして、刃状に飛ばしてきた。

 リッコはしゃがんでかわす。


 あれだけ硬かった岩が、爪痕を遺している。


「これは、キミの盾でも防ぎ切れんぞ!」

 とはいっても、避けるのが精一杯で、近づけない。

 

「ムダだ! オレ様はアガリアレプトの兵でも最強のパワーを誇るグレーター・デーモン! この力は、グシオン将軍にもっとも近いと呼ばれている!」

 ハーゲンティが、高笑いしながら幾度も攻撃を繰り出す。



「今助けるニャ、リッコ! 忍法・泥ネコパンチの術ニャ!」

 強烈な右フックが、岩の壁から生えてきた。


「こんなもの!」

 デーモンが岩の腕を振り払う。だが、動きに精彩を欠いている。


「そうか、泥のパンチが視界を奪って」

「正解だよリッコ、トドメはキミがやれ!」


 立ち上がったリッコが、懐に剣を突き刺す。

「ぬううう! この程度!」

 しかし、ハーゲンティは反撃の拳を振りかぶった。


「利いてない?」


「いや、十分だ」

 ソランジュはステッキをロープ状にする。


 ロープはハーゲンティにグルグルと巻き付いた。


 手も足も縛られ、ハーゲンティが転倒する。


「今だ、リッコ!」


「シールド、キーック!」


 ソランジュの合図に即反応し、蹴りを繰り出した。懐に刺した剣めがけて。


 ハーゲンティの身体が、剣ごと壁に突き刺った。


「ぐふおおっ!」

 大口を開けて、ハーゲンティが悶絶する。直後、白目を剥いて動かなくなった。



「くっ」

 タンドック夫人の姿が消えていく。


「夫人は?」

「逃げていった。作戦が失敗したからな」


 他の魔族も、次々と消えていった。


 ムチ状になったソランジュのステッキで、さらにハーゲンティを縛る。


「この宝石の秘密は? これが秘宝なのか?」


「フン、殺すなら早く殺すがいい!」

 ハーゲンティが、口元をつり上げた。


「ほほう」

 ソランジュが、ムチに電撃魔法を通す。


「ぐおおっ、この程度の拷問で、オレ様は口を割らん!」


 なおも、ハーゲンティは笑い飛ばした。身体から煙が出ているのに。


「我が身は魔王さまに預けた! ここで死ねば本望というもの!」

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