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傷物才媛リーウィア、断れない政略結婚の裏をすべて見抜く  作者: 黒依クロ
第一章 断れない縁談

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08.あなたは私を抱けますか

【グランフェルト王国 マイエル伯爵邸 応接室】


 一同に会した関係人物が挨拶を終えたところで、この屋敷の主人であるマイエル伯爵が周囲に目配せをした。


「では私どもはそろそろお暇しましょう」


 それぞれが無言で立ち上がり応接室を辞していく。

 急速に室内の人口密度が減っていくなか、最後の一人となったマイエル伯爵が部屋に残る二人に声をかけた。


「辺境伯閣下、我らに気兼ねなくどうぞごゆるりと」

「ありがとう、伯爵」

「リーウィア、粗相のないように」

「はい、お父様」


 マイエル伯爵は娘に向かって深く首肯し、それから部屋を出ていった。

 そうして室内には年若い一組の男女だけが残された。


 部屋に残されたうちの一人――イェルド・レウリアーダ辺境伯は駆け巡る緊張を誤魔化すようにカップを手に取った。

 ほんの少しだけ紅茶を口に含んでみたものの、味も香りもまったくしなかった。


 イェルドは二十四歳、対して向こうは十九歳、こちらが五つも年上だというのに彼女のほうがよほど落ち着いているように見える。

 だが仕方ない。イェルドは二年ものあいだ、この瞬間を数え切れないほど夢想してきたのだ。


「…………」


 眼の前に静かに佇む、マイエル伯爵家令嬢リーウィアとの縁談をだ。


 そのリーウィアが不意に頬を緩めた。

 もしかすると彼女はこちらの内なる緊張を気取り、ほぐそうとしてくれたのかもしれない。


「なんだか緊張してしまいます。私などが辺境伯閣下とお見合いだなんて」


 イェルドはリーウィアの微笑みの美しさに、刹那のあいだ見惚れてしまった。


 今日のために結い上げてくれたであろう銀色の髪。

 整った面立ちには大人の女性の美しさとともに、愛らしき少女の残滓が見て取れた。

 なによりも彼女から立ち昇る、とても清らかで、けれど酷く男の情欲を掻き立てる魔力がイェルドを捉えて放さない。


 イェルドはただただリーウィアが備える〝女〟に魅せられていた。


 だからといって、いつまでも見惚れてばかりはいられない。


「改めて、レウリアーダ辺境伯イェルドだ」

「マイエル伯爵家が長女リーウィアにございます」

「まずは礼を。貴女にとって慮外な縁談だったというのに、こんなにも早く面談の機会を設けていただけたことを感謝する」


 リーウィアは口元を緩めながら頷いた。


「昨日の今日ですものね。さぞ驚かれたのではないでしょうか」

「驚かれたのはリーウィア嬢のほうだろうに。貴女の聡明さは伺っていたが、今回の決断の速さには驚かされた」

「閣下みずからがはるか遠き我が領までお運びくださり、打診の結果を待ち焦がれていらっしゃると伺ったものですから」


 暗に「そんなに私が欲しいのですか?」とでも言わんばかりにイタズラっぽく微笑むリーウィア。

 イェルドはまた心臓が早鐘を打ち始めたのを自覚しながら続ける。


「私のことは名前で呼んでもらえないだろうか。爵位を継いでからまだ一月も経っていなくてね。閣下呼びは少々むず痒い」

「そうでしたか」


 クスリと笑った姿はなんともあどけない。


「かしこまりました。それではイェルド様と」

「あと謝罪もさせてもらいたい。私の短慮で貴家とリーウィア嬢には多くの迷惑をかけてしまった。申し訳なく思っている」

「国王陛下に私との縁を取り持ってくださるよう直訴されたことは伺っています」

「焦っていたとはいえ、あまりに軽率な行動だった。深く反省している」

「謝罪を受け容れます。今日初めてお目にかかったわけですから、お互い話すべきことはたくさんあるのでしょうけど――」


 リーウィアは言葉を切ってティーカップを口に運んだ。

 カップをソーサーに戻したときには彼女の表情は硬いものに変わっていた。


「まずは私からいくつか質問をさせていただいても構いませんか?」

「もちろんだ」

「ありがとうございます。聞くところに拠ると、イェルド様は二年も前に私をお見初めになっていたと伺いました」

「そのとおりだ」

「そのこと自体は嬉しく存じます。ただ当時と今とでは状況が大きく異なります」

「その異なる状況というのが、君が遭った事故のことを指しているなら当然承知している」

「ご承知のうえで〝二度目の縁談〟を持ちかけられたのだと」

「ああ。半年前にリーウィア嬢が馬車の事故に遭い、生死の境を彷徨っていると聞いたとき、私は生きた心地がしなかった」


 イェルドは当時の悔しさを思い出し、膝の上で組んだ拳を硬くした。


「リーウィア嬢にすればズレた話に聞こえるかもしれないが私は酷く後悔した。

 責任を感じたんだ。

 もし私が〝一度目の縁談〟を断られたあのとき、あっさりと身を引いていなければ、結果的に君がこんな事故に遭うこともなかったろうと。

 当時の君のお父上――マイエル伯爵は私自身を問題視して縁談を断ったわけではなかった。

 であるなら私は伯爵を説得し、結婚の許しが得られる環境が整う時勢が来るのを待つべきだったんだ。……後悔を尽くした二年だったよ」


 リーウィアは眉をハの字にして質問を重ねた。


「私には婚約を交わしていた方がいました」

「それも承知している。事故を契機に今は解消されていることも」

「この体には醜い傷痕が残っています」

「私はまったく気にならない。貴女は二年前と変わらず――いいや、あのとき以上に美しい大人の女性になられた」

瑕疵かしにまみれた私は貴族令嬢として死んだも同然の女です。名門レウリアーダ辺境伯家の妻に相応しくありません」

「どうか誤解しないでもらいたい」


 イェルドは身を乗り出し、しかしリーウィアを怯えさせないよう少しだけ語気を強めた。


「縁談を申し込んだのは同情でも義務感でもない。

 率直に言おう。私は私のために貴女を求めている。私自身が幸せになりたいからだ。

 そしてもしリーウィア嬢が我が手を取ってくれたなら、私は身命を賭して貴女を幸せにすると誓おう」


 リーウィアは哀しげな微笑を浮かせぽつりと「情熱的なのですね」とこぼした。


「イェルド様のお気持ちは承りました。続きは場所を変えて話しませんか?」

「いいよ、〝君〟が居る場所ならどこへだってついていく」

「ふふ、本当に情熱的ですね」

「今日は私にとって人生で最も重要な一日だ。熱心にもなるさ」

「では――」


 リーウィアは微笑を添えて、イェルドに向かって両腕を広げてみせた。


「ご存知のとおり脚が不自由なのです。お手間を取らせますけど車椅子に運んでくださいませんか」


 リーウィアは傍らに置いてある車椅子に目配せ。

 それを受け、イェルドは無言で彼女のそばに歩み寄ると、恭しく手を差し出した。

 無論イェルドのそれは礼節を外れないエスコートの誘いだ。

 リーウィアはしかし「んっ」と催促するように再度腕を揺らせた。


「抱き上げて運べと……?」

「イェルド様がお嫌でなければ」

「い、嫌じゃないが……触れていいのか?」

「触れずにどう運ぶのです。じれったい殿方は好みではありません」


 すまし顔で言うリーウィアに深呼吸をひとつ。

 イェルドは内なる激しい動揺を理性でねじ伏せつつ、彼女の細い肩と膝の後ろに腕を通した――が、


「っ――!?」


 お姫様抱っこで持ち上げた瞬間、リーウィアにきつく抱きしめられてイェルドは硬直した。


 彼女は羽のように軽い。しかしそうはいってもやはり女性だ。

 腕に伝わる肉感は柔らかく、なにより――やや控え目な大きさとはいえ――押し当てられた乳房の生々しい感触が伝わってくる。

 さらには得も言われぬ甘い女の香りに加え、艶めかしいリーウィアの魔力が間近に感じられて堪らない。


 結果、イェルドの股間は一瞬にしてテントを張り終えていた。


「どうされました?」


 こちらの首筋に顔を埋めてスンスンと鼻を鳴らしているリーウィアのそれは挑発か、誘いか、あるいはただのイタズラか。

 なんにせよ貴族令嬢の振る舞いじゃない。

 わざとやっていることは明らかだけど、興奮のあまり頭が働いてくれなかった。


 イェルドはひとまず思考放棄して、不格好に腰を引いた体勢でリーウィアを車椅子に乗せた――と同時に、勃起していることを気取られぬよう素早く背後に回る。

 そんなこちらのシモ事情を知る由もないリーウィアが半分だけ首を巡らせ微笑みかけてきた。


「ありがとうございます」

「……どういたしまして」


 リーウィアが傍らに立て掛けてあった杖を握ったのを見てイェルドは車椅子を押した。

 応接室の外には若い女性の使用人が控えていた。

 彼女の「押すのを代わります」という意味合いのこもった目配せにイェルドが首を振ると、リーウィアが使用人に何事かを耳打ちした。

 イェルドの疑問が灯った眼差しを、視界の端に捉えたリーウィアは、


「お茶の用意を頼んだだけです。あちらです」


 使用人が足早に去っていき、そのあとを追うような形でイェルドとリーウィアはゆったりと廊下を進んだ。


「本当は杖をつけば歩けるのですけど、まだまだ練習が必要なようで牛より歩みが遅いのです」


 リーウィアは事故から半年を経た今も左脚に不具を抱えていると聞いている。

 馬車の下敷きになって潰れたせいだ。

 だがもし下敷きになった位置がほんの少し上であれば内臓が潰されるか背骨が折れるかしていたに違いなく、それを思えば片脚で済んだことは不幸中の幸いだったと言えるかもしれない。


「御老が――私の魔法の師が、必ず走れるようになるまで治してやるんだと息巻いていたよ」

「ええ。畏れ多いことに昨日ヨランお祖父様に診ていただきまして。時間はかかるだろうがきっと良くなると」

「あの老害は君にお祖父様などと呼ばせているのか?」

「まあっ」


 リーウィアが小さく吹き出した。


「魔導卿閣下をそんな風におっしゃっては不敬ですよ?」

「いいんだ、事実なんだから」

「どこが琴線に触れたのか、私のことをいたくお気に召されたようで、そう呼ぶようにと」


 車椅子を押している都合、リーウィアの表情こそ見えなかったが声の調子から苦笑しているのが目に浮かぶ。


「私と同じく君に一目惚れしたんだろう。可愛い可愛いと煩かった」

「そうおっしゃられても私は戸惑うばかりです。どこにでも居るような娘ですのに。師弟揃って奇特な方たちですね」

「私たちだからこそだ」

「と、おっしゃいますと?」

「本当に美しいものを見定める良い目を持っているんだ、御老と私は」

「畏れながらお二人の目は節穴なのでは?」

「はは、そんなことはないさ」


 これも事前の情報どおり。

 リーウィア・マイエル伯爵令嬢は誰に対しても率直に物を言う女性だという。

 そして不思議なことに、ときに無礼とも取れる彼女の在り方を不快に思う者はほとんどいないそうだ。


 イェルドはその理由がなんとなくわかった気がした。


「節穴ではない理由をあとで披露しよう」


 どうにも憎めないと感じさせる愛嬌がある。これは生まれ持った気質なのだろう。


「私は治癒魔法の腕はまだ未熟だが魔力量には自信があるんだ。できる限り治療に協力する」

「嬉しゅうございます。――そこを右に」

「ところでどこに向かっているんだい?」

「私の部屋です」

「っ……」


 ピタリとイェルドの足が止まった。


「それは……君自身はともかくとして、お父上や周囲の者が良い顔をしないのではないか?」


 通常、貴族の令嬢が私室に招き入れるのは使用人を除くと家族と親戚、同性の友人、あとは婚約者くらいだ。

 たとえ親戚であっても男性を相手にする場合は、見舞いなど特段の理由がない限り別室で会うことがマナーとされている。


 かたやイェルドは今日初めて顔を合わせた男だ。

 いくらリーウィア本人が良しとしても、周囲は眉をひそめるであろうことは想像に難くなかった。


「大丈夫です。イェルド様を部屋にお招きする可能性があることを事前に話してありますので」

「伯爵にも?」

「はい、父も了承しています」

「しかしな……」

「イェルド様は私に無体を働いたりなさいませんよね?」

「私は見合いに来たんだ。その相手を――まして病み上がりの女性を襲ったりなどしない」

「なるほど。健康な女性が相手なら手籠めにされることもあるのですね」

「こら、揚げ足をとるな」

「ふふっ、軽口が過ぎました。参りましょう」

「仰せのままに」


 事実イェルドたちは道中、幾人かの使用人たちとすれ違ったが、誰からも止められること無くリーウィアの私室に到着した。



 ◆◇◆



 リーウィアの私室は、抱き上げたときに鼻をかすめた甘い匂いに満たされていた。

 いくばくか彼女がまとう魔力の残滓も感じられるせいか、イェルドはまた落ち着きをなくしていた。


(自分の心臓の音が聞こえてくるとか、童貞か俺はッ……!)


 別に女性経験が乏しいわけではない。

 むしろ同世代のなかでなら、イェルドほど経験豊富な男はまず居ないと断言していいほどの練達者なのだ。

 ならばただの根性無しかというと、それも違う。

 事実イェルドはほんの数カ月前まで戦場に身を置き、敵軍部隊に突貫して将を打ち取る功績だって挙げている。


 だというのに女性の部屋に招かれたくらいでソワソワする体たらくだ。


「それでは私は失礼します。隣で控えておりますので御用があればベルを鳴らしてくださいますよう」


 そう言って部屋の外ではなく隣室に向かったのは、さきほど応接室の外で出くわした若い使用人だ。

 彼女は事前に聞いていたとおり手早くお茶の用意をしてくれたわけだが、部屋の主たるリーウィアは不在だ。

 リーウィアは部屋に入るなり「少しだけ御前を失礼します」と隣室に移動し、使用人もそちらに向かったところからして、着替えか手洗いなのだと思われる。


 そうして孤独に紅茶をたしなむ時間が五分ほど過ぎた頃――。


「お待たせしました」


 声が聞こえ、その音源に首を巡らせた瞬間、イェルドは受けた衝撃の強さゆえに呼吸すら忘れた。

 杖をつきながら歩くリーウィアは、時が止まったように硬直するイェルドの眼の前に至ると、そっと杖を手放した。


「イェルド様のご意向は承知しました。けれど私はどうしても不安なのです」


 哀しげな微笑を浮かせるリーウィアは素肌にバスローブ一枚だけを羽織っている。


 その憂いが灯った空色の瞳を、纏う空気感を、間近に見れば伝わるものがあった。

 幼い頃から淑女教育を受けているはずの高位貴族の令嬢が、初めて会った男の前で裸同然の姿を晒している。貴族の価値観に照らすと考えられない暴挙だ。


 それだけに、今リーウィアが口にした不安は一体どれほどのものであろうか。

 彼女がどれほどの憂いを抱え、恐怖と羞恥を覚えながら、それでも覚悟を以ってイェルドの前に立っているのか。

 その胸中に思いを巡らせると、イェルドまで苦しくなってくる。


「あなたは……」


 イェルドはしかし、どうしたって魅了されてしまう。

 憂う彼女もやはり美しく、悲壮感を漂わせる姿もそそられてならない。


 だからイェルドは知らず知らずのうちにぽつりと、


「貴女はユンヴェルの使徒か……」

「私が? 美の女神の使徒……?」


 リーウィアは目を見開き、それからわかりやすく失笑した。


「もしそうであるならユンヴェルはきっと、おのが使徒のこのような醜き姿を看過されないでしょう。

 だってかの女神は美を司っていらっしゃるのですから――」


 リーウィアがそっとこちらに背を向け、肩にかかるバスローブのえりに指を掛けた。


「あなた様はこの体を愛せますか……?」

「待――」


 止める間もなくリーウィアの肩からバスローブが滑り落ちた。


「っ……」


 イェルドは悔しさに歯噛みしながら、一糸まとわぬリーウィアの体に刻まれている傷痕を見つめた。


 イェルドが調べたところでは、折れて尖った木材が彼女の背中を撫で斬りするように舐めたのだという。

 背中のそれだけでも目を覆いたくなるのに、横腹の傷痕はさらに酷い。継ぎはぎしたように肉が歪に盛り上がっている。

 鋭利な木材が横腹を突き破ったのだろう。


 イェルドは絞り出すようにリーウィアの背中に訴えた。


「愛せるに決まっている。そうでなければ貴女に縁談を申し込むはずがないじゃないか」


 イェルドは直感していた。

 ここで対応を間違えてはならない。

 自分がどれだけリーウィアを欲し、焦がれているのか。それをこの場で信じてもらえなければ、きっと彼女はこの腕からするりと逃げてしまう。


「だけどそれを私はどうやって証明すればいい? 君は言葉だけで納得してくれるのか? 君に信じてもらえるなら私はどんなことだってする。どうか教えてくれ」

「それは――」


 言いながら、リーウィアが裸のままこちらを振り返った。


「ちょ、待て、待ってくれ!」


 イェルドは女神の裸体を直視しないよう顔を伏せ、慌ててバスローブを拾った。

 そっぽを向きながらローブをかけてやり、それからようやくリーウィアの顔を見る。


「君の気持ちは察するに余りあるが、貴族のご令嬢がこのようなことを軽々しく――、……?」


 たしなめようとしたものの、リーウィアと目が合わない。

 それもそのはず、彼女の視線はイェルドの下半身――具体的には股間に注がれていた。


「…………」

「あの、これは……」


 無論、ズボンの股間部分は雄々しいテントが張られていた。


「ふ……ふふっ、証明されてしまいました」


 口に手を当ててくすくすと控え目に笑う笑顔が眩しい。

 やはりこの子は美の女神その人か、女神がイェルドのために遣わせてくれた天使なのだと思う。


 そんなリーウィアがこてんと首をかしげた。


「よろしければお慰めしましょうか?」


 なんて愛らしい仕草だろう。可愛すぎる。

 いや待て、今この子はなんて言った。


「……………………え? 今なんて?」

「ですから私で良ければお鎮めしましょうかと。殿方はそうなってしまうとおつらいのでしょう?」


 やはり間違いない。この子は女神だ。


「ほんとうに……?」

「はい。さすがにしとねをともにするのは夫婦となるまでお待ちいただきたいのですけど。それでよろしければ」


 今、改めて、もう何度も心に決めていたけれど。さらにもう一度誓う。

 決してこの人を手放さない。

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