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傷物才媛リーウィア、断れない政略結婚の裏をすべて見抜く  作者: 黒依クロ
第四章 結婚式

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四章終了時の登場人物

リーウィア・レウリアーダ 19歳

マイエル伯爵家長女。鋭い洞察力と率直な物言いを持つ才媛。

イェルドと結婚し、レウリアーダ辺境伯家の女主人となった。

基本ビビリなのですぐに保身に走る。やらなきゃいいのに好奇心を持ってしまうと止められない。

結婚式では他国の魔種からの無礼や乱入騒動を「アンネリーエ様への丸投げ」と「武威の誇示」という二段構えの策で見事に収拾してみせる。

本人は「これで叱られず、ぐっすり眠れる」と満足げだが、その実、王太子妃アンネリーエに新たな災厄の種を押し付けたことにはまったく気づいていない。


イェルド・レウリアーダ 24歳

現レウリアーダ辺境伯。魔種。

ついにリーウィアと夫婦になれたことで、まさに人生の絶頂期を迎えている。

今からムラムラして仕方がない。

披露宴では妻に無礼を働いた他国の魔種・特使を完膚なきまでに叩き伏せ、「次代の魔導卿」としての武威を世に知らしめた。

本人は終始上機嫌で、戦闘後も「いい鍛錬になった」とすこぶる満足げだった。


■リーウィアの近習

マヤ 21歳

リーウィアの専属侍女。リーウィアの婚約にともないレウリアーダ邸に一緒に越してきた。

結婚式では「お嬢様」と呼べる最後の機会を惜しみながらも、晴れやかにリーウィアを送り出した。

腰のナイフは依然として装備中。完全にレウリアーダの家風に染まってしまったと見られる。


サシャ 24歳

リーウィアの専属護衛騎士。190cm近い長身の女性で、レウリアーダ家でも上位の実力を持つ。

リーウィアと周囲から「能力はあるのに、性格が残念な子」と思われている。

披露宴での乱闘にてノルデンガル小魔導卿エリアス・シュミットに一目惚れされる。

当初は不満顔だったが、彼の奮戦ぶりに「結構やるじゃない」と密かに評価を改めた様子。


■レウリアーダ辺境伯家

ルーカス・レウリアーダ 46歳

前レウリアーダ辺境伯。イェルドの父。戦で右手を負傷し家督を譲った。

結婚式では馬鹿息子イェルドが周囲に被害を与えないよう家中の者を指揮して必死に防御障壁を維持した。


グレーゲル・レウリアーダ 66歳

先々代レウリアーダ辺境伯。ヘレンの夫。

本領から結婚式に駆けつけるも、ついて行こうとしてヘレンに蹴飛ばされる場面も。

式では国王の御意を即座に汲み取り。イグサーマクを威圧。

婚姻を認めるかと問われているのに好戦的な野次を飛ばしていた人。


ヘレン・レウリアーダ 64歳

先々代辺境伯夫人。イェルドの祖母。リーウィア過保護な人その1。

豪快で口調は荒いが、リーウィアへの歓待ぶりは家中随一。

キレるとすぐに「あたしの剣をもってこい!」と叫ぶ。そして本当に斬っちゃう。

婚姻を認めるかと問われているのに好戦的な野次を飛ばしていた人。


フレンダ・レウリアーダ 45歳

ルーカスの妻。イェルドの母。リーウィア過保護な人その2。

「お嫁さん会議」の議長を自称し、リーウィアを温かく迎え入れる。

婚姻を認めるかと問われているのに好戦的な野次を飛ばしていた人。

リーウィアがお嫁さんになってくれたことで、いよいよ楽隠居させてもらおうとウキウキしている。


レオン・レウリアーダ

イェルドの弟。アンジュの夫。結婚を機にレウリアーダ家の子爵位を継ぐ予定。

婚姻を認めるかと問われているのに好戦的な野次を飛ばしていた人。

義姉となったリーウィアを「義姉上」と慕いつつ、兄イェルドにはからかい交じりの軽口をよく飛ばす。


シーラ・レウリアーダ 17歳

イェルドの妹。スヴェンとは学舎の同窓。リーウィア過保護な人その3。

リーウィアを「お義姉様」と呼び慕う。

結婚式の控室においてスヴェンと軽くいちゃいちゃしていた。この二人、あるのか?

家族のなかで唯一野次を飛ばさなかったレウリアーダの良心。


アンジュ・レウリアーダ 19歳

レオンの妻。サシャの従姉妹で、木っ端な騎士爵家の出身ながら恋愛結婚でレウリアーダに嫁いだ。

学生の頃はシーラの取り巻きをやらされていた、パシリの熟練者。

基本サシャと同類なので式では夫と一緒になって野次を飛ばしていた。


オーサ 48歳

レウリアーダ王都別邸の侍女長。リーウィア過保護な人その4。

経験豊富で家中の事情に通じ、マヤとも信頼関係を築く。

女主人がリーウィアに代替わりしたことで、期待感を膨らませている。


ベッテル 52歳

レウリアーダ家の家宰。リーウィア過保護な人その5。

三代にわたって仕える古参で、イェルドにも臆さず物を言う。

石材事件ではリーウィアの手足となって働いていた。

残念なことに、職責から結婚式に参列できなかった。

披露宴では裏で奮闘していた。


アーロン 24歳

イェルドの秘書官にして従兄弟。

長年イェルドの苦しみを見てきた腹心で、辛辣ながらも親愛の情を見せる。

最もイェルドを信じていない男。


ライノ 55歳

レウリアーダ家の御者。リーウィア過保護な人その6。

元軍属で、リーウィアに名前を覚えられたことに深く感動し、以後熱烈な「奥様信奉者」となる。

結婚式では一日限りの「原隊復帰」を許され、騎士服姿でリーウィアを護衛した。



■グランフェルト王室

アンネリーエ・ウル・グランフェルト 21歳

王太子妃。リーウィアの学生時代からの友人。

リーウィアのやらかしで一番被害を受けている可哀想な人。

今回の縁談に王室として関わり、リーウィアの将来を案じている。

「太陽」「石材」「鮭ドラ」「アンネリーエチャレンジ」と、リーウィアのやらかしの度に振り回され続け、もはや「リーウィア不信」に陥っている。それでも友愛と忠節は信じている。


ユークリウス・ウル・グランフェルト 21歳

グランフェルト王太子。アンネリーエの夫。

リーウィアの学生時代の知人で、彼女のことを「敏い」と評しつつもやり込められがち。

披露宴の乱闘では静観を選び、事態を半ば黙認していた。



■グランフェルト王国 その他

ヨラン・ルインヴェルク 72歳

魔導卿。国家の大英雄として知られる老魔導師。

イェルドの師であり、リーウィアを診察・治療するため同席。

リーウィアを「ヨランお祖父様」と呼ばせるほど気に入る。

披露宴ではクロエ・ラングレンにも一目惚れ(?)し、孫のように甘やかし始めている。



■他国

ディートリヒ・フォン・ロッシュフィルト 18歳

イグサーマク王国ロッシュフィルト公爵家次男にして魔種。

結婚式でリーウィアの美しさに思わず叫び、披露宴では取り巻きを率いて乱入。

リーウィアの挑発に乗ってイェルドに完膚なきまでに叩き伏せられ、捕縛された。


ゲルハルト・シュタインベルク 51歳

イグサーマク王国の駐在大使。

ディートリヒの暴言を即座に撤回し火消しに奔走するが、当人にまったく響かず苦労が続く常識人。


エリアス・シュミット 30歳

ノルデンガル王国の魔導師。「小魔導卿」の異名を持つ実力者。

リーウィアとの面会で一目惚れしたのはまさかのサシャ。

披露宴の乱闘では助勢に入るも、リーウィアに「迷惑」と一蹴され、結局イェルドに完敗。サシャの介抱を受ける。


リグ・ラングレン 24歳

ヴェステリア公国の特使。

妻クロエとともに王都を訪れ、その威容に当初の野心はすっかり萎縮。

リーウィアたちと交流するうちレウリアーダとの友好を深めることになる。


クロエ・ラングレン 22歳

リグの妻。リーウィアと同質の、テレシアに近い「温かな魔力」を持つことが判明。

ヨランにいたく気に入られ、デレデレされている。



■マイエル伯爵家

フーゴ・マイエル 41歳

マイエル伯爵家当主。リーウィアの父。今回の縁談の経緯を娘に説明する役を担う。


カイサ・マイエル 41歳

マイエル伯爵夫人。リーウィアの母。物静かだが要所で鋭い発言をする。


スヴェン・マイエル 17歳

リーウィアの弟。マイエル伯爵家嫡男。

イェルドに対し複雑な思いを抱えつつも、姉の幸せを優先し「男と男の約束」を交わす。シーラとは学舎の同窓。

結婚式では新婦控室でシーラと軽くいちゃいちゃしていた。この二人、あるのか?

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