32:サラマンダー
かねやんも精霊と契約することになった。
何回か顔合わせするかと思いきや1回で契約完了した。
かねやんが契約した精霊はサラマンダー。
そのうち火魔法が使えるようになるだろう。
シェルターも大分手狭になってきた。
精霊がいるときは四人になるし、彼女たちのスペースをつくったりしたので以前に比べると若干窮屈になった。
「本当にダンジョン行って戦わないのね」
赤い髪の少女、サラマンダーことホムラが呆れるように言った。
「言った通りでしょ。二人は命令とかしてこないし何もしなくてもお菓子食べられるし最高よね」
昔からいたかのように馴染んでいるミント。
「この遊びはどうやるの?」
どうやらホムラはこちらの世界のゲームに興味があるようだ。
二人はアナログゲームをいくつか教えて一緒に遊ぶ。
ミントはどちらかというと食べ物、特にお菓子を食べることに夢中だった。
「そういえばミント、他の精霊呼ぶのって今後どうするの?」
かねやんが無事契約したので、まだ精霊を呼ぶのか確認してみた。
「二人いれば十分だと思うわ。あっちでは皆小さい姿のままだからお菓子も足りると思うわ」
本来の目的であるお菓子の持ち込みは大丈夫らしい。
「そういえばミントの他にもこっちの人間と契約した子が出たわよ」
二人の他にも精霊と契約したものが現れたようだ。




