31:精霊はお菓子が好き
「ねぇつっちー、魔法どれくらい使えるようになったのかしら?」
自分がいるときは魔法を使わせていないのでどれくらい上達したか知らないミント。
「斬擊を飛ばせる位にはなったかな」
魔法が使えるようになってミントのいない時は野良ダンジョンに籠ってひたすら練習していたつっちー。
「いいなぁ、俺も魔法使いたい」
かねやんが愚痴っていると、
「ちょうどいいわ、かねやんあなた精霊と契約してみない?」
ミントがそう提案した。
「できるならしたいけど、召喚石ないんだけど」
「アタシが呼んであげるから大丈夫よ」
ミントの話によると
お土産にお菓子を渡していたのだが、精霊たちに好評でもっと欲しいと要望があったそうだ。
持ち込む量に限りがあるのであまり渡していなかった。
そこで精霊の長がミントにある許可を出した。
それはいわゆる『仲間を呼ぶ』コマンド。
他の精霊を一人呼び出すことが可能になるスキルだった。
「つまりそれを使えばかねやんも精霊と契約できる訳だ」
「でも相性があるから何回か試すことになると思うわ」
「全然問題ないよ!俺も精霊と契約できるのかぁ。更に魔法も使えるようになるし楽しみだなぁ」
「帰ったら希望する子集めるから、呼ぶのは次来たときでいいかしら?」
「うんよろしく頼むね」




