6王宮と王子と私
「さぁ、姫様こちらにお着替えいたしますよ」
ばあやに手伝ってもらい、いつのまにか新しく出来た空色のドレスを見にまとった。
「さぁ、いくよメリー」
「はい。お父様」
「行ってらっしゃい。」
呼ばれたのは私なのでお兄様はお留守番です。
ガタゴト揺れる馬車に乗り王宮へと向かいました。
「メリエス・グライス・エルトデュート様とそのご両親様が到着いたしました。」
「入れ」
重く、低い国王陛下の声がし、謁見の間へと入っていった。
「レストクール・グライス・エルトデュートただいま参上致しました!」
「リズベルト・グライス・エルトデュート、ならびに我が娘メリエス、参上致しました!」
「頭を上げよ、今回の謁見は非公式だ、そう硬くなるのではない。」
「「「「はっ!」」」
国王陛下の声に合わせて頭をあげる。
「して、メリエスそちはどのようにして王級精霊を呼び出した?」
「順序通りに呼び出しましたら王級のフリールとエミールがおりました。」
「うーむ、そちの娘は良く出来ておるのぉ、よし、我が息子であるラディウスの婚約者としよう!」
ラディウス様はこの国の第一王子で私より3歳年上である。そしてすでに令嬢達から人気のイケメンである。
「いいよな?ダリメル?」
「ええ、メリエスのような可愛らしい子が娘になるなんて素晴らしいですわ!」
ダリメル様は王妃である。
「ラディウスもよいな?」
「はい、喜んでメリエス嬢の婚約者になります」
ラディウス様はとても爽やかな笑顔でおっしゃって下さいました。
そして私はラディウス様の婚約者となり、家に帰った。
やっと!やっと王子様きた!やっと恋愛小説っぽくなりましたね!ふふふ!私は甘いのが好きなのです!どんどん甘くしていきましょう!




