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7神獣
「はぁ、なんで婚約者に…」
「しょうがないよぉ〜、僕らを呼んだらそうなるよぉ〜」
「でもあの王子は本気でメリーのこと好きそうですよ?」
フリールとエミールが言った。
「気晴らしにでも散歩に行ったらどうかな?」
お兄様がそう気遣ってくれた。
「ええ、そうしますわ。ありがとうお兄様」
「いや、僕はメリーが幸せならいいんだ」
本当に…優しいお兄様。
私はそんなお兄様が大好きです。
「フリール、エミール、散歩に森へ行きましょう!」
「「うん!」」
「何かあっても大丈夫だよね、夕食までには戻っておいで」
いまは2の刻、つまり2時だ。夕食は6の刻。
「わかりました、行ってきます!」
「行ってらっしゃい」
私は勢いよく家を飛び出して森へ向かった。
………………………………………………
「んん〜!やっぱり森はいいね!落ち着くよ」
「本当に落ち着きますね〜」
ガサガサッ
「だっ、誰!まさか魔物!?」
落ち着いた低い声が聞こえてきた。
「酷いな、俺様が魔物だって?魔物と一緒にしないでくれ、俺様は神獣エクトリアスだ。お前の魔力があまりにも心地よくて契約を望みに来ただけだ」




