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極道少年のパラフィリアライフ  作者: 鳳凰寺未来
第一章
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第四十三話

 夜明け。


 あれから、どんちゃん騒ぎしていた冒険者達が寝たり帰ったりし、自然とお開きになった。


 俺達は部屋に戻って数時間の仮眠をとり、支度をし、冒険者組合に来ている。


「おはようございます。ご用件をお伺い致します」


「依頼をしたい」


「依頼、ですか? どのような?」


 懐から出す、と見せかけて『時空魔法・無限収納』から紙を出す。


「この模様が分かる奴を探したい」


 紙には藜組と古清水組の紋が描いてある。


「分かりました。では、依頼の詳細を書いて下さい」


 渡された紙に、詳細を記入していく。


「……はい。確認致しました。では、見つかりましたら連絡致します」


「おう」


 受付を離れ、依頼板(クエストボード)の前で悩んでいる白雪達の下へ行く。


「どうした?」


「どれにしようか迷ってるのよ。火竜討伐か水竜討伐」


「どッちも行きャあ良いだろうが」


「「あ、そっか」」


 思わず苦笑。


 周りの冒険者達は吃驚し過ぎて顎が外れそうだ。


「ンじゃ、行くぞ」


「えぇ」


「はーい」


「うむ」


 冒険者組合を出、竜の巣と呼ばれている山岳地帯に向かう。


「何匹倒しャ良いンだ?」


「一匹ずつよ。竜の巣から出て来てしまった竜のみを倒す事、だって」


「出て来てしまッた、ねェ……」


 女子組が首を傾げる。


「ルチアの気配に気付いたら、近づかねェと思うが?」


「「「あ」」」


__はァ。


「ま、気付かねェ馬鹿が居る事を願うか」


「そうね」


「そうだね」


「うむ」


 数分後。


「……来たな」


「来たわね」


「来たね~」


「うむ」


 俺達の目の前には大人の火竜が。


 火竜は息吹を放とうとする。


 それを見て、俺達はバラバラに走る。


 火竜は俺達を見失ったようで、息吹を溜めた状態でキョロキョロと辺りを見渡す。


 その後ろから葛葉が大鉄扇で背中をぶっ叩き、前のめりになった所にルチアが上空から火竜の頭目掛けて踵落とし。


 それにより、息吹が口の中で暴発。転げ回る火竜に白雪と止めを刺す。


「一丁上がりッと」


「やっぱり、この程度じゃ相手にならないわね」


「そうだね~」


「うむ」


 討伐証拠部位を剥ぎ取り、残りの骸を『時空魔法・無限収納』に放り込み、水竜も狩る。


 水竜は近くの湖に居た。


 湖から引き上げ、これもまた討伐証拠部位を剥ぎ取って『時空魔法・無限収納』へ。


 組合に戻り、討伐証拠部位を提出して依頼完了。

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