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極道少年のパラフィリアライフ  作者: 鳳凰寺未来
序章
29/78

第二十八話

「んじゃ、手前等。殺れ」


 その言葉を聞いて、瞬時に飛び出す部下達。


 その中には葛葉も居る。


「……完ッ全に無双になッてやがる」


__葛葉、やる気に満ちてンなー。


「そろそろ行く?」


「あァ」


 俺達も飛び降り、参戦する。


「藜の紫眼を討ち取れぇ!」


「そんな簡単に殺られるかよ!」


 向かってくる敵を斬りまくる。


 あっという間に俺の周りは死体で埋まった。


 ふと、悲鳴が聞こえた。


 振り向くと、神威と風間が襲われていた。


__何で彼奴等ッ!


 俺は血で身の丈程の龍を作り、飛ばした。


 龍は一瞬でそこへ行き、二人を守った。


「おい、大丈夫か」


 そう言って俺は手を差し伸べようとする。


 が、途中で引っ込める。


「大、丈夫……。貴方、は?」


「あ? ンなこたァどうでも良いだろ。早く戻れ」


 そう言って背を向ける。


「あかざ……? 藜の、紫眼?」


「……行け」


「行こ、光」


 神威を引っ張って行く風間。


「ま、また、会える?」


 引っ張られながら、俺に問う神威。


「……さァな」


 後ろを見ずに答える。


__聞こえたかどうかは知らねェ。


__彼奴はもう此方()側じゃねェ。彼方()側の人間。


__相容れぬ存在だ。


「さァて……。来いよ。纏めて相手してやる」


 半円を作るようにして俺を囲んでいる敵に向かって挑発する。


 そんな軽い挑発に乗り、飛びかかって来た。


 それらを斬り伏せ、大将を探す。


__……居た。


「何逃げようとしてんだァ? 垂水組の大将さんよォ」


「ヒッ!?」


 尻餅を着く垂水組大将。


「の、能力発動……!」


「おっと」


 相手方の目を潰す。


「手前の能力は、視界に映る場所に爆発を起こす事が出来る能力だ。つまり、目を潰しちまえばその能力は使えねェ。だろ?」


__まァ、あまりの痛みに叫んでいるから何も聞こえてないだろうがな。


「あァ、そういや、さっきの汚ェ爆発……。ありャなんだァ? 俺が本物を見せてやるよ!」


「ば、馬鹿な……! 能力を複数持つ奴なんて……!」


「居るンだなァ、これが」


__一般的には知られて無ェけどな。


__まぁ、能力自体知られて無いンだが。


「能力発動、」


「や、やめっ……! やめろおおおおおおお!」


「『ピロフィリア・爆発操作』」

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