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孤独な少女は世界の子 ー星々は世界を見ているー  作者: 偽善の仮面
第二章 7つの命を巡る星座
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第二章 7つの命を巡る星座 第十五話 秘密

 

 

7つの月が空に浮かび上がる。

その月明かりは、7つの塔から構成される廃城を照らす。

 

視界が暗転する。

 

 

______________


 

 

目を開ければ、美術品が沢山展示されており、中央には、月を模したオブジェクがある。

此処に飾られている絵は、全て星座だった。

 

7つの星から構成される星

 

“ 生命星座《ヴィータ・コンステラシオン》 ”

 

の絵だ。

額縁に飾られている絵の下に、作品名を見つける。

 

“ 第一の玉座 ” 『理(・)の(・)王(・)』

 

作品を見る。

玉座に座った男性を模した油絵が飾られている。

 

他の作品も“ 玉座 ”に座っているのは変わりない。

だが、各々独特なポーズで座っている。

 

玉座に胡座で座ってる者、逆に座ってる者、眠った状態で座ってる者

 

個性豊かだ。

まともに座っているのは、「“ 第一の玉座 ” 『理(・)の(・)王(・)』」と言う作品と…

「“ 第七の玉座 ” 『孤(・)独(・)の(・)姫(・)』」だ。

 

だが、「“ 第七の玉座 ” 『孤(・)独(・)の(・)姫(・)』」の作品は、顔の部分に当たる部分が雑に破られて、黒いペンキが塗られていた。

 

まるで、「貴様は、孤(・)独(・)であるべき存在なんだ」と言わんばかりに…

 

 

また、視界が暗転する。

 

 

______________

 

 

目を開ける。

目の前には、7つの鏡があった。

 

7台の鏡には、7人の学生が写っている。

 

上には、作品名「ルールの破壊者」と書かれてあった。

 

 

???

「可哀想だな、勝手に世界から“ 異(・)特(・) ”と認識されてしまって…」

 

 

その声は、狂気じみていた。

だが、それは少し違う。何処かしら、哀れみの声も混じっていたと私は認識している。

 

誰かが、答えた。

 

そして、誰かは後ろを振り向くが誰もいない。

誰かは、警戒心を丸出しだ。

 

 

月明かりが、貴様を照らす。

 

「その日が、貴様の運命の日だ。狂人の姫“ 歓喜(かんき) ”

 

「定められたル(・)ー(・)ル(・)を破ることは、即ち世(・)界(・)への叛逆だ」

 

脳内に、声が響く。

「“ 歓(・)喜(・) ”」と呼ばれた少女は…

 

いや、「“ 歓(・)喜(・) ”」と呼ばれた「“ 虚(・)無(・) ”」に似た少女は、月を睨んでいる。

 

灰色に輝く月は、何も問わない。

先ほどまでの威厳を捨てて

 


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