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82章 妹の名前
クラスの奴が
「俺の妹の名前変なんだよ」
と言っていた。
他の奴が
「〇〇?」
「〇〇?」
と聞いている。
そいつは笑って違うと言っている。
俺も聞いてみた。
「〇〇(そいつの名前)子?」
すると
「…は?」
―その瞬間場に静寂が訪れる。
当事者の男も笑っていなくなっていた。
「…もしかして当てちゃった…?」
念のため確認をする。
しかし、奴は何も答えず
「死ねよ」
とだけ言って舌打ちしてその場の会話グループは解散した。
当たったかどうかではではない。
俺が会話に参加したことが嫌だったのだろう。
誰とでも話します、という雰囲気を出している奴ですらこれである。
俺なりに絶望にもがきながら、自分なりにコミュニケーションを取り改善を目指す。
しかしそもそも俺が口を開けるだけで全員不愉快になるのだった。
こうしてどんどん俺は話さなくなる。
そして全員話さなくなる…ならいいのだが俺に攻撃をするものは後を絶たない。
どうしろというのだ。




