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79章 幼稚園
中学の頃、幼稚園に実習で行くことがあった。
クラスの奴らも一緒だった。それだけでどこに行くにも最悪であった。
俺は幼稚園児と遊んだ。
幼稚園児は俺と楽しそうに遊んでくれた。
いつぶりだろうか。
お互いに嫌な思いをしないやり取りは。
幼稚園児と滑り台や砂場で遊んでいたらあっという間に時間になった。
クラスの奴らを見ないようにした。おかげで楽しむことができた。
―後日、お礼の手紙を幼稚園に書くことになった。
俺は、一番仲良くしてくれた子のイラストを描いた。
―奴らだ。
「気持ち悪ぃー!!」
真っ先に叫びだした。
それに便乗し、クラスの奴が次々に
「気持ち悪い」
の大合唱を始める。
特に女は大騒ぎをした。
そして、クラス裁判(笑)が始まり
俺の絵は有罪「死刑」となった。
つまり絵を落書きで潰すということらしい。
しかし寄せ書きだったので落書きにすることはできず、
俺の絵だけが黒く塗りつぶされ、その上に折り紙でいろいろ貼られた。
提案したクラスの奴は皆に褒められていた。
幼稚園児を守った!などと英雄視されていた。
参加者コメントも俺だけが同様に消された。
俺の楽しい!という気持ちは幼稚園には届けることができなかった。




