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54章 なんでお前に
ある日の休み時間、奴らが別の弱そうな男に暴行や反応を見たりなど悪趣味なことをしていた。
俺は何もできなかったが、奴らが去った後、その男に
「大丈夫…?」
と声をかけた。純粋に人が苦しんでいるのはつらい。
そうしたら何と
「なんでお前に言われなきゃいけねえんだよ!」
と叫ばれてしまった。
俺は唖然とした。
ただ心配したのに。
ただ人助けがしたかったのに。
「何をしてもいいもの」である俺に同情されるのが嫌なのだろうか。
この男を俺を見下しているわけではないと思う。
しかし俺のことを拒絶し、関わりたくないという意思は感じた。
35歳の今でも人助けの際、もしかしたら嫌がられるのでは…と少し躊躇する。
だから困っている人を見逃してしまう…
中学の頃の経験で出来ているのが今の35歳高卒非正規なんだろうと感じた…




