パシリのパシリ
俺以外にも奴らの被害にあっている奴がいた。
気の弱そうな男子だった。
しかしそいつにはどういう縁か、ガラの悪そうな友人がいた。
主従関係ではなく、普通の「友人」のようだった。
(おそらく小学校が同じったとかだと思っている)
―ある日の昼休み、その男子が奴らに命令を受けていた。
どうやら奴らが校庭で遊んでいるので5時間目の必要な道具を届けに来い。というものだったらしい。
隣のガラの悪そうな男も奴らの前では黙っていた。
そして…ガラの悪そうな男が俺の元へ来てこう脅す。
「てめえが行って来いよ」
なんと、奴らの前では気の弱そうな男子同様おとなしくしていたのに
そいつの受けた命令を俺に押し付けてきたのだ。
そいつは胸倉をつかみ
「分かったよな?」と言ってくる。
なんだこいつは。奴らには強く出れなったくせに。
―俺はしぶしぶそいつらから引き継ぎ、テニスコートで遊んでいる奴らに荷物を持って行った。
奴らは驚いていた。
「え?なんでお前が持ってきてんの?」
その後奴らは何やらぶつぶつ言い教室へ向かっていった。
その後先ほどの2人がどうなったかは知らない…
いや、知る気もないし、知った上に仮に最悪の事態だったとしても同情しないのだ。
その2人ははその後も俺に押し付けてくるのだから…




