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52章 連絡網
当時は連絡網というプリントがあり、クラス全員の名前と住所が印刷されていたものが各家庭にあった。
台風などで休校になったときに電話を次の家に回すため必要なものではあった。
しかしこれを悪用しようと人が沢山いた。
「先生の知り合い」などと嘘をつき、生徒の情報を聞き出そうとするのだ。
俺にも一度かかってきたが怖くてすぐに電話を切った。
…だがクラスの奴らは違った。
「お前の家、電話で聞かれた人に教えたから」
…俺に電話が来たしばらく後、クラスの奴に冷たくそう言われた。
情報聞き出し電話はそこら中にかかっていたのだ。
そしてつい言ってしまう人も少なくなかったそうだ。
しかしこいつらは違う。悪意を持って俺の情報をすべて教えていたのだ。
結果としては、教材などの郵送が非常に増えた。
それだけで済んでいるのだろうか。今でも気味が悪い。
あとは中学時代、のちに実家に空き巣にも入られたのだが…これは別件だと信じたい…




