44/75
43章 何でいるの?
校外学習だっただろうか。クラス全員でお店巡りをすることになった。
俺は組まれた班と特に会話することなくついていく。
こちらから話しかけることはないが向こうも興味がないようなのでむしろ楽だった。
俺は鶴と亀の銀杏で出来た置物を買った。
―その後他の班と合流しだした。
同じ班のやつと同じ部活のやつがいるかららしい。
とりあえず俺も合流する。
すると向こうの班のやつが悪びれもせずに真顔で言う。
「なんでお前が着いてくんの?」
…なんでって。お前の班から合流して来たんだろうが。
そもそも知らないやつにまでなぜ拒絶されないといけないのか。
おまえは誰だ。
―奴らを通じて俺の悪名が広まっているのだろう。
そもそも悪いことはしてないのだが…
このように奴らでもないやつからいきなり拒絶されることがある。
こういった不意打ちは奴らにやられるそれはとは違う。
…俺は「…ごめん」といい単独行動をした。
ずっと下を向きながら一人で同じ場所を行ったり来たりして時間をつぶした。
目を合わせるだけで攻撃するやつがいるから。
クラス行事がつらい。




