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38章 首絞め
当時「失神ゲーム」というものが流行っていた。
特定の手順で人体に影響を与えると失神させられるというものである。
しかし、少し手順が複雑だったのでどんどん簡略化し、ただ首を絞めて意識を落とすことに変わっていた。
―そして俺は、何度も首を絞めて失神させられていた…
奴らに囲まれる。
奴らは楽しそうに俺の首を絞める
痛みと苦しみで俺は暴れるが奴らに取り押さえられる。
そしてしばらく苦しみが続くと
「だめだ」
と一瞬思い、意識を失う。
そして目が覚める。体感では10秒くらいだったが2分近く寝ていたこともあるらしい。
35歳になった今でも一連の感覚を覚えている。
奴らはやっていることがばれないように俺の周りを囲んで見えないようにしている。
俺は誰に助けを求めることもできない。
担任も奴らの味方だ。
これがきっかけで俺は意識を落とすことにトラウマを覚えてしまい、不眠症になった。
35歳になった今でも処方された睡眠薬がないと眠ることができない。
月に2回も遠出して心療内科に行かないといけない。
一度に出せる睡眠薬の量が決まっているらしく、定期的に通わないといけない。
交通費はどこからも出ない…




