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36章 ニキビ
俺は中学の頃、おでこによくニキビができていた。
奴らはそれを見て「気持ち悪い」と笑う。
お前たちにもあるだろうが…
それに中学生は大体あるだろうが…
「気持ち悪い罪」という意味不明な理由を言われ
俺はニキビを潰されていた。
人のニキビを潰すのもどうかと思うが、問題はその潰し方である。
奴らはなんとボールペンで刺して無理やり破いた。
「汚い」という理由でもちろんボールペンである。
潰れるだけでなく血も出る。インクも肌の中に残る。
俺は押さえつけられ、おでこに何度も何度も毎日ボールペンを奪われ刺された。
苦しい、悔しい、朝歯を磨くときに鏡を見るだけでいやな気分になる。
この無理やりの方法により、35歳になってもおでこにはニキビ跡がたくさん残っており、ボールペンのインクがほくろの様にまばらに点になっている。
今でも鏡を見て思い出して毎日忘れることができない。




