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34章 キレた
いつものように俺は授業中奴らにつつかれたりしていた。
俺の反応を楽しんでいるのだ。
あえて無視していた。
奴らはキレながら繰り返し、切れた奴を一緒に俺を笑ってみている。
俺は―ついにキレた。
失うものなどない。
「いい加減にしろよ!」
俺は叫び、奴らの手を振り払う。
だが誰一人として驚きはしなかった。
俺は机のものを投げつけようとした。―その時。
クラスの奴が俺を後ろから羽交い絞めにし、
「お前いい加減にしろよ!」と俺を止めた。
俺は力が弱い。抵抗ができない。
女子はそいつを見て
「ありがとー」
「かっこいー」
などと褒めたたえている。
そのまま俺はすぐに倒されほかの奴らも集まってきて俺は取り押さえられた。
そいつらは正義の行動で、俺の行動は悪のような雰囲気になった。
奴らは俺を馬鹿にしながら唾を飛ばしたり手をたたいて笑ったりしている。
―ネットでよく見る「やられたけど暴れたら静かになった」は嘘だと分かった。
全部作り話、願望だ。
悔しかった。みじめだった。
―俺は授業中に騒いだ罰として教師にまで怒られた。
俺は被害者じゃない。俺のすることはすべて悪。
この世に正常さなど求めらるだけ無駄なのが分かった。




