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33章 体育祭
体育祭の日があった。
俺は弁当を作ってもらい、水筒にも珍しくスポーツドリンクを入れてもらっていた。
親が期待していてくれた。
―全校生徒が椅子を校庭に持っていき、一日外で過ごす。
弁当と水筒は椅子の下に置いていた。
―開会。競技が始まる。今日は晴れていた。
俺は競技に出るため席を外す。
―俺は6人中4位だった。自分より下がいたことに情けないがほっとした。
そして席に戻ると―奴らだ。
なんと奴らが俺の飲み物と弁当を全て食べてしまっていた。
もちろん奴らは悪びれる様子はない。
そして奴らは言う。
「まずっ、お前の親も何の才能もないね」
―俺は怒りや悲しみよりも、くらっとして倒れそうになってしまった。




