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31章 輪ゴム
音楽の授業中だった。
3列になり横に座っている。
俺は幸い奴らとは少し距離があった。
―奴らが輪ゴムを飛ばしてくる。
俺が見返すと奴らは笑ったり「なんだよ」と威嚇してきたりする。
なので黙っていることにした。
―何度も飛ばしてくる。
俺が反応しないことにいらついているで
「おい」
など遠くから呼びかけてきたりする。
俺は無視を続けた。
「お前いい加減にしろよ」
奴らはなぜか俺に怒りだしてきた。
いい加減にするのはお前たちのほうだろうが…
「…何」
俺はなんとか言い返す。
「お前無視してんじゃねえぞカスが、後でお前やるから」
奴らはそう言い残し、授業中はもう何もしてこなかった。
俺は休み時間が憂鬱で、授業に全く集中できなかった。




