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30章 頭を押す
―俺は休み時間は基本教室を出る。
しかし2時間授業や他のクラスが移動教室で廊下が騒がしい時は教室にいるしかない。
しかしどこを見ていても、視界に入っている奴に文句を言われるため、机に突っ伏し、ただ時間がたつのを待つ。
―隣のクラスの奴らが入ってきた。サッカー部だ。俺と直接話したことはほぼない。
するとそいつの一人がおもむろに突っ伏している俺の頭を机に押し付けた!
当然痛い。俺は思わず声を出す。
「何?ぼく泣いちゃった?」
「ぼく」か…どうやら隣のクラスの知らやない奴にまで俺の話は広まっているらしい。
それもそうか。そうでなければ赤の他人にいきなり暴行を加えるわけがない。
「俺は殴ってもいいもの」と学年全体に共有されているようだった。
この学校の全員に嫌われているかもしれない。
俺は学校でしか人に合わないため、全員と敵対していることになる。
ため息が出る。
この世に味方はいないということか。




