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27章 席替え
席替えがあった。
俺の隣になった奴らの女が泣きだした。
「こいつの隣臭いから嫌だ!」
俺は特に臭くないし弱みを出さないように気を使ってもいる。
おそらく「くさい」と言うワードがダメージになることを知っているのだろう。
その女がかわいそうだと周りが叫びだした。
泣かせた俺が悪いということになった。
「お前くせえんだよ!」
気を大きくした他の女共が怒鳴りだす。
くさい!くさい!の大合唱。
俺に近づき鼻をつまんで笑いを取る奴も出てきた。
結局再度席替えを行い(それを許可する教師もどうかと思うが)
俺に特に文句を言わない女子が隣になった。
俺を叩かない、という理由でその女子も少し悪口を言われていたが、俺に救う事はできなかった。
そのうちその女子も俺と席を徐々に外し、関わりたくないんだろうと察した。




