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20章 靴ひも
全校集会で体育館に集まっていた。
俺は体育座りで座っている。
隣のクラスの奴らが俺に興味を持ったようだ。
連中は全員見た目や雰囲気が似ている。
こいつらも「奴ら」か…俺はため息をついた。
すると小柄な奴がケタケタ笑いながら俺の靴紐に手を伸ばす。
引っ張ってほどこうとしているようだ。
俺は無言で足を避ける。
するとそいつは時間を少し置き、また笑いながら手を伸ばしてくる。
俺は強めに拒絶を態度で示す。
するとそいつの後ろの大柄な男が
「うねうねした瞬間瞬間ボコり決定だから」と脅してくる。
俺は黙って従うしかなかった。
小柄な奴は何度も俺の靴紐をひっぱり、ついにほどけてしまった。
俺は黙って直そうとする。
「触ってんじゃねえよ」後ろの大柄な男が言う。
そして小柄な男がケタケタ笑いながら俺をつついたりして反応を楽しむ。
―下種が。お前ひとりでは何もできないくせに。
俺は怒りと悔しさを堪えることしかできなかった。




