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最終話『Psyche&Logic』(5)

 事実はいつだって小説よりも奇なりだ。先月までそれなりに学生生活を謳歌していた俺は雷に撃たれて『電脳世界に介入する』能力を手に入れた結果、今こうやって世界を救うために戦っている。


「――クソッ、幾らりんより動きが鈍いからってこう寄って集って拳銃を構えられたら逃げるしかねえじゃねえか!」


 多分、俺が雷に撃たれなかったとしても同じようなものなのだろう。いつだって世界は危ういバランスの上で成り立っていて、世界を救うまでとは言わないがここ日本でも誰かが同じ分野で世界の誰かと戦っていて、戦っていない人間もその戦っている人間をどこかの分野で支えている。


 俺は未来工業四十二階にあった電子機器を爆発させて穴の開いた床から四十一階へと飛び降りる。しかしそう何度も同じ手は喰らわないらしく、未来工業の私兵たちが続け様に飛び降りて来る。幾らジルドによって操作されているとは言え彼らはある程度自らの意思で行動しているように見える。プロの軍人に比べると能力を使わない俺の戦闘力なんて素人に毛が生えたようなものだ。りんとの模擬訓練の時みたいに照明を消して一瞬の隙を生み出したとしても結果的に自分の首を絞めることになるだけだろう。

 こんなことなら合わせ技なんて開発せずに個人技をもっと鍛えておけば良かったと少しだけ後悔する。『電導パルス』は長年身体を鍛え続けてきたりんが『身体能力を強化する』能力を使用することで初めて成立する技であるため俺自身が『電導パルス』を使うことは難しい。

しかし後悔していたって事態が好転するわけでもない。俺は近付いてくる私兵に向かって電導銃を連射して威嚇を行い続ける。


「――やれやれ。俺もそろそろ腹を括る頃か?」


 命を張る理由なんて怜奈がいれば十分だ。世界を救うために無償で戦っているんだから身体の半分が動かなくなったとしても入院費くらいは国が負担してくれることを心から願う。

俺は白い世界をイメージすると逃げ込んだ部屋の扉にロックをかけて全速力で非常階段を登り切る。そして五十一階まで到達し、疲労のあまり仰向けになったところで階下から大きな爆発音が鳴り響いた。


「――良かった、ワンフロア丸ごと爆発してもビクともしない頑丈な会社で良かった。マジでッ」


 俺にとっての最後の切り札、それは幾らでも電子を溜めることのできる電導銃だった。俺は階上へ上がる瞬間、限界まで電子を溜め込んだ電導銃を爆発させて四十一階に居た全ての私兵を巻き込むことに成功する。もちろん残りの私兵がいないことは監視カメラの映像で確認済みだ。そして、ジルドがこのタイミングで再び屋上へ上がって来ることも。


「まさか自ら死地に飛び込んで来るとは恐れ入ったよ。裸一貫になったところで僕が攻撃の手を緩めるとでも思ったんじゃないだろうね?」


 そう言いながら屋上へとやって来たジルドは仰向けになっている俺の額に銃口を向ける。それは正真正銘下水道での一幕の続きだった。


「――もし本気でそう考えていたのなら、僕は君を軽蔑しよう」


 ジルドの言葉と同時に黒い世界が展開していく。俺はそれに対抗するため白い世界を展開し、黒い世界から伸びて来た影を白い世界から伸ばした影で相殺する。


「無駄だぜジルド、お前の『脳内世界へ介入する』能力はこのゴールデンのブレスレットによって遮断されている。そうでなくても俺の『電脳世界に介入する』能力によってリヴァイアサンを介しての妨害も可能だ」

「……君には教えていなかったね。僕の本来の能力名は『Logiaロギア』だ。君たちで言うところの脳内世界へと介入することで対象の人物の論理・論法、そして『ロジック』そのものを変えることが出来るという代物さ。言ってしまえば僕自身がリヴァイアサンとシャリアに続く第三の洗脳兵器だということだね。……君の能力は便利だが、それ故に危険だ。やはり君は今ここで殺すことにしよう」


 そう言いながらジルドは拳銃の引き金に力を込める。


「確かに俺は裸一貫となってここへ戻って来た。だがそれは勝ちへの道筋が存在することで初めて可能になることだ。目標も立てずに行う努力ほどバカらしいことはないからな。……そうだろ、怜奈?」



「――動かないで。妙な動きを見せたら命はないと思いなさい」



 非常階段から躍り出た怜奈がジルドの後頭部へと銃口を向ける。そして事態は再び混迷を極めていくのだった。





「――フン、ようやく役者が揃ったというところか。大人しく眠っておけば現実から目を背けることができたというのにバカな女だ」

「あらあら何を言っているのかしらこのハーフタレントもどきは。……ていうかアンタそもそもクウォーターでも何でもないんでしょう? 未来区に潜り込むために改竄する前のアンタの経歴を見たけどアンタ純粋なヨーロッパ人じゃない」


 ジルドは怜奈の挑発にも一切動じた様子を見せず、俺と怜奈の顔を交互に見比べる。


「僕の能力がその腕輪によって封じられたのは想像以上に痛かった。だが逆に問おう。この僕が他に何のプランも用意せずこの場へ臨んだと本気で思っているのかい?」

「ハッタリもほどほどにしておきなさい。アンタに出来ることはせいぜい自己洗脳と他者洗脳。そしてこの未来工業へとやって来たアタシたちは皆一様にアンタの能力を無効化するためのゴールデンのブレスレットを装着しているわ。そしてアンタが唯一操作できる私兵はもういない。アンタはこれから無様に死ぬのよ。世界征服を働こうとした間抜けな国際テロ組織の一人としてね」


 怜奈が握る拳銃の引き金に自然と力が籠もる。


「やけに饒舌だね。本当は薄々君も勘付いているんじゃないのかい? まさか全く気付いてないというわけではないだろう」

「――そこから先は俺が話すと言っただろ、ジルド。協力関係を結んだとはいえ今ここでお前を殺してやっても良いんだぜ」


 聞き馴染みのある声が非常階段から聞こえてきた瞬間、目にも止まらぬ速度で銃声が二発鳴った。

 一発目は俺の腕に嵌められていたゴールデンのブレスレット、二発目は怜奈の構えていた拳銃を狙い撃ち、その二つは瞬く間に破壊された。プロの軍人に比べると俺と怜奈の戦闘力なんて素人に毛が生えたようなものであるため圧倒的な武力の前に太刀打ちすることはできない。できないのだが、それを行ったのはこの前まで同じ教室で供に授業を受けていた悪友であり親友の二宮洸一だったということに俺の全細胞は激しく震え上がっていた。


 ――そして、それよりも。


「監視カメラの映像は常にチェックしていたはず――、そう思っているんだろ。無駄だぜ誠也、俺の『アレロパシー』によってお前の能力はコントロール済みだ」


 クルクルと使い慣れたスターターピストルを扱うが如く洸一は手にしていた拳銃をホルスターへと仕舞う。


「洸一は他人の能力を弱体化し、ある程度までコントロールすることのできる『アレロパシー』という能力を持っているわ。油断しないで」

「……待ってくれ怜奈。洸一がここに居るだけでも理解が追い付いていないのに、その上能力まで持っていると?」 

「……驚いたかよ誠也。そうさ、俺はお前たちのくだらねえ革命ごっこに付き合わされた挙句、血で血を洗うデスゲームへと強制的に送り込まれた。……おかげで、人を殺す道具がまるで手足のように動きやがる」


 洸一が破壊した俺のゴールデンのブレスレットを拾い上げる。その腕には見覚えのあるシルバーのブレスレットと、見覚えのない『黒色』のブレスレットが嵌められていた。


「アタシたちを殺しに来たの? 神野白夜を殺したその手で、貴方をこの戦場へ導いてしまったアタシたちを」

「別に俺はお前たちを恨んでいる訳じゃない。神野白夜を殺したのは施設で死んだ仲間たちへの弔いだ。……俺は、真実を白日の下に晒したいだけなんだ。それは、俺たちにとって極めて重要なことだからな」

「何だ。やっぱりまだ悪魔の正体を突き止めていなかったんじゃないか」


 ジルドのその発言によって、俺の脳裏にジルドが下水道で呟いた言葉が蘇る。



『お前は、悪魔に魅入られている』



 俺はその正体を笹暮利世のことだと思っていた。しかし未来工業へと潜入する時が訪れても彼は裏切るような素振りを一切見せず、あまつさえりんの生死に一喜一憂する始末だった。そんな彼が黒幕なわけがなく、俺はあの言葉をジルドの戯言だと処理しようとしていた。


 しかし、彼らの物言いは何だ。彼らの言動その全てが――。



 まるで怜奈が、悪魔そのものだと物語っているようじゃないか。



「俺はアレロパシーによってリヴァイアサンによる洗脳を解除した。しかしその時、別の何かが一緒に取り除かれたような、そんな感覚がしたんだ。その理由を知るために俺は怜奈の家へと向かった。何故かその理由に関わる手がかりがそこにあるような気がしたからだ。そして俺は意図せずこの黒いブレスレットを手に入れ、二田さんは俺の耳元でこう言った」



『怜奈お嬢様は、心を操る力をお持ちです』



「『Psyche』、それが彼女の有する能力の名前さ」

「怜奈がいつから能力を使用していたのか、それがどこまでの効力があったのか、そんなことは俺には何も分からない」

「Psycheとは心や精神、魂といった意味を表す言葉だ。その語源となったのが古代ギリシャにおける『プシュケ』と呼ばれる概念で、心理学という意味を持つ『Psychologyサイコロジー』という言葉はその『Psyche』と僕の能力である『Logia』が語源となっている」

「――だから、コイツを使って確かめてみれば良い。これは俺が怜奈の部屋から拾って来たものだ。お前が怜奈の能力を否定するのなら今ここで証明してみせろ」


「……おやおや、どうやら三人とも僕の話を聞く余裕すら無さそうだ」


 洸一が小さな機械を俺たちの足元へと投げ入れる。

 それは俺たち二年十五組が文化祭で使用した『幸福指数の計量化システム』を搭載した小型装置だった。これは俺の両親たちが未来工業で研究を重ねてきた人間の幸福度を数字で表すことができるという技術の結晶である。


「……洸一、アンタこんなものまで持ち出して一体どういうつもり?」

「散々踊らされたんだ。今度は俺の掌の上で踊ってもらう」


 それはつまり、『幸福指数の計量化システム』を使って俺と怜奈がお互いに想い合っていたのかを証明しろということ。

俺が怜奈を想う感情が怜奈の能力である『プシュケ』によるものであったのならばメーターは動かず、俺と怜奈が相思相愛であったのならばメーターは動き出す。


 残酷なまでにシンプルな理屈だった。


 だがもし、もしもだ。俺が怜奈に出会った中学生の頃から俺の心が怜奈に操られていたのならば、それは一体何を証明してしまうことになるというのか。


 俺に落雷が直撃して気を失ってから初めて目を覚ました夏休みの最終日、長期休みの最終日の三日前を伝えることができなかった俺が園宮邸へ向かって怜奈の部屋へ赴いた際、どうしてか怜奈の頼み事は断れないと感じたのも。利世から怜奈に宛てられたメールの内容を『電脳世界に介入する能力』によって偶然知り、脅迫メールだと勘違いした俺たちが怜奈の後を付けた際に怜奈が危険な目に遭っているのならば絶対に救い出さなければならないと感じたことも。俺と怜奈、洸一の三人が天文学的な確率の壁を越えてめでたく同じクラスに在籍することができたのもよく考えてみればおかしな話だ。高等部の二年生だけでも十五クラス存在するマンモス校である未来工業で三人の生徒が同じクラスになるなんて不可能に近い。怜奈がどれだけ偉そうな発言をしてもクラスメートたちが受け入れていたのも何かがおかしかった。あれだけの数の生徒がいて俺は誰かが怜奈の陰口を言っている姿を見たことがない。それどころか幾ら怜奈が傍若無人な振る舞いをしても称賛の嵐だった。昨年の文化祭で俺たちが披露した演劇では主要アクターが疲労によって次々と倒れ、繰り上がりに次ぐ繰り上がりで大木(B)を演じていた俺が主役を張る事態に陥り、更には同じく繰り上がりに次ぐ繰り上がりによって怜奈がヒロインを演じることになったことなんて今考えれば明らかに異常事態である。今思い返せばまるで集団コントを見せられていたようにすら感じる都市伝説研究サークルによる会議の場で俺は犯罪行為に加担させられようとしていたにも関わらず怜奈が俺を頼っているのだとしたら俺はそれを絶対に叶えなければならないと感じていた。俺の両親が未来工業を辞職させられる事態に陥っていたのかもしれないのにだ。よくよく考えてみればあの用心深いジルドが圧倒的に自分たちに不利な提案を受け入れて利世に協力し、未来工業へと潜入するための協力をしたことについても違和感が残る。未来工業へ文化祭実行委員の仕事と称して潜入した際に神野白夜によって用心するよう促されていたはずの未来工業の社員たちが怜奈に突然オフィス内を見学させて欲しいと言われた際に快く承諾した時も言いようのない違和感があった。神野白夜がスピーカーの向こうから述べた『全てをクリアして、怜奈お嬢様はそこまで辿り着いたのではありませんか』という賛辞の言葉と全く辻褄が合わないのである。極め付けはリヴァイアサンによる洗脳が解除された状態の能力者たちが怜奈の言葉を素直に呑み込みアンドロイド軍団を撃退することに協力したという一件である。訳も分からず突然スピーカーから聞こえてきた見知らぬ女性の言葉を聞いて全員がその指示に従うなんて都合の良い話が本当にあるのだろうか。俺はついさっきまでジルドの操る私兵と戦っていたが、下手すれば本当に命を失ってしまう状況の中で俺は命を張る理由なんて怜奈がいれば十分だと考えた。だが果たしてそこには本当に俺の意思は存在していたのだろうか。洸一とジルドの言う通り、本当に怜奈の『プシュケ』によって俺は心を操られていたのだとしたら。俺が怜奈を愛しているということやその全てが、彼女の能力によるものだとしたら。俺の心は、精神は、魂は。その全てが中学生の頃から怜奈によって操られていたのだとしたら。俺とは、一体、何なんだ。


「決まりだね。証明すら必要ないのだとお互いにどこかで理解しているんだろう」


 微動だにしない俺と怜奈を見て興味を失ったのかジルドが俺の頭に片手を乗せて黒い世界を展開させていく。俺は白い世界を展開させてそれに抗おうとするが、その甲斐虚しく俺は簡単に黒い世界に呑み込まれてしまう。


「――誠也、待ってッ」


 黒い世界の中でほとんど消え去ってしまった白い世界から一人の悪魔が現れ、立ち止まったままの俺に冷たい手を差し伸べた。

 悪魔について行けば恐らく俺は助かるだろう。しかし、それに一体何の意味があるというのか。脳をジルドの『Logia』によって操られ、心を怜奈の『Psyche』によって操られた状態の俺に自分というものは何一つ存在してはいなかった。



 そんな俺に、生きる理由なんて無い。



 呑み込まれていく、深い闇の底へ。そして消え行く白い世界から怜奈の声だけが仄かに聞こえていた。





「死んだよ。もう息をしていない」


 ジルドが誠也の手首を掴み、無機質な声色でそう告げる。


「――僕としてはこのままリヴァイアサンを破壊してしまいたいところだが、洸一君はこれからどうするつもりだい?」

「俺は怜奈を連れて笹暮利世のところへ行く。一体いつから俺は怜奈に心を操られていたのか気になるからな」


 洸一が私の腕を掴もうと手を伸ばす。その瞬間、迸る閃光が私の身体を守るように遥か後方へと連れ去った。


「――申し訳ありません、二宮先輩。この場はこの辺りで引き上げさせてもらいます」


「……どうして俺の『アレロパシー』が効いていない。ここら一帯にはアレロケミカルを十分に散布していたはずだ」

「斑さんが来てくれて助かりました。先ほどお父さんがあなたの能力を妨害するプログラムを開発することに成功したのでその場でこれを付けさせてもらったのですよ」


 そう言ってりんが白色のブレスレットを洸一にドヤ顔で見せつける。


「……チッ、とんでもねえことしてくれやがるなあのオッサン」


 洸一がポリポリと頭を掻きながら非常階段を下りていく。その場にはジルドと私、そしてりんの三人だけが残っており、その少し離れた位置で誠也は倒れていた。


「――貴方もです、神村先輩。神影マリアは息を引き取りました。もはや貴方にも世界を変える理由は残されていない」


 ジルドは無言でりんの言葉を聞き終わると、なぜか洸一に続いて屋上から去って行ってしまった。


 一体、この戦いには何の意味があったのだろう。長く、そして無益な戦いだった。それぞれが大切のものを失って、手段と目的が無作為に入れ替わった挙句、最後には何も残らなかった。



「……園宮先輩、帰りましょう。ここはもう私たちの戦場ではありません」



 りんが視線を下げずに私の顔だけを見てそう諭す。


 私はりんの言葉を無視して社長室へと向かって歩き出した。ポケットに入れていたカードキーを社長室にかざして電子携帯から金庫の暗証番号をメモしたファイルを発現させる。


「――園宮先輩!」


 そしてその暗証番号を入力し終えると開錠した金庫の中へと足を踏み入れ、リヴァイアサンとパンドラボックスを繋ぐケーブルを全て引っこ抜き、十年間開くことのなかったパンドラの箱を開ける。


「……玲奈、か。大きくなったな」

「おとう、さん……」


 開けてから数秒後、ゆっくりと両目を開く父親の姿が視界に映った。


「……その表情だと、僕たちが与えた力は良い方向に転ばなかったようだね。二田にも苦労をかけたようだ」

「……バカね。死ぬ手前くらい文句なんて言わずにおいてあげるわよ」


 岡崎幹也は、十年振りに会った父親は、私の記憶の中の姿からまるで変わり果ててしまっていた。申し訳無さそうな表情で私に謝る彼の姿は、誰が見ても限界を迎えていた。


「……アタシは、嘘でも感謝しているなんて言わないわよ。アンタのせいで不幸になった人を沢山見てきた。正直、死の間際でもなかったら会いたいなんて思ってない」

「ああ、分かっている」

「……だけど、お願い。お父さん、アタシの最初で最後のお願いを聞いて欲しいの。誠也を、アタシの大切な人を、助けてあげて」



 無理な願いだと分かっていた。

 今の父親にこんなことを言って何になる。

 誠也は死んだ。

 この世に漫画やアニメのような奇跡なんてない。

 それでも、縋っていた。



 だって私のお父さんは、私の父親である前に日本を救った世紀の天才科学者、岡崎幹也なのだから。

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