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SPY・KIDS  作者: 奏良
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FILE42・掃除は心をこめて

「おぅ、お前、新人か?」

「はい!今日からよろしくお願いします!」

中年のおじさんが、私たちに声をかけてくる。

私はそう低めの大きな声で言い、横の錬にも頭を下げさせた。

「じゃあ、そこの廊下の掃除を頼むよ」

「はい!」

にっこりと営業スマイルをかわし、私は錬と共にその場を通り過ぎる。

私たちは、ここの清掃員の制服を着ている。

当然、任務遂行のため。

「絶対喋るなよ・・・」

中年のおじさんが完全に見えなくなった後、男の声を装うため、低い声で錬に話し掛けた。

錬は、女装しているんだ。可愛い声色を錬が出せるはずが無い。

だから、錬には喋るなと言い聞かせている。

「わかってるって」

笑顔でそう言ってくる錬。

私は大きく溜息をつく。

「喋るなって・・・」

先々が不安になって、私はもう一度A4用紙を錬に突き出した。

「忘れないでよね?」

「わかっ・・・」

といいかけて、慌てて口を塞ぐ錬。

私は、もう一度溜息をついた。

「とにかく行くよ、掃除!」

清掃員を装っているのだから、掃除をしていないと可笑しい。

私たちは掃除用具入れの中からほうきや塵取りを取り出し、廊下の隅を掃き集めた。

元々綺麗好きな私は、丁寧にごみを集めていく。

「掃除疲れたー」

そうつぶやく錬をきっと睨みながら、唇の前に人差し指を出す。

慌てて錬が口を閉じる。

さっきから、その繰り返しだ。

なんだか不思議な感じがして、私は可笑しくて、口元に笑みを浮かる。

任務の存在を忘れてしまいそうで、頭を切り替えたいけれど、とても笑いが止まらなかった。

これから書くとかいいながら、2ヶ月も止めてました。

今度こそ、かけていけたらいいなー、と思ってます。

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