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退屈した魔王は勇者になる様です。  作者: ナミ73
2章:セインガルド騎士団入団編
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16話:グリルvsエドワード

今回はクロト視点では無く、作者視点です。

試合の状況を書きやすいという理由もありますが、主な理由はエドワードやグリルの心境を書く為です。


  〜人間界〜


 実技試験の会場内で、受験者全員の視線がステージ上に集まっていた。


 ステージ上ではグリルとエドワードの両者がお互いに向かい合って剣を構えており、その両者を含む受験者全員の間に、騎士団長が試合開始の合図を告げる妨げとならぬ様に自然と沈黙が訪れている。


 そして場の空気を切り裂くように、騎士団長の腕が振り上げられ――


「開始!」


 騎士団長の腕が振り下ろされると同時に放たれたその一言によって、二人の激戦は始まるのであった。



  ……………………………………………



 試合開始の合図と同時に、エドワードは疾走にて一直線にグリルとの距離を詰める。


 グリルもそれを見て、防御の体制を取りエドワードの攻撃に備える。


 エドワードは第一試合でのグリルの試合を見る限り、この選手は防御系スキルを駆使し、相手の攻撃を長時間耐久する事で相手の体力の消耗を狙う戦闘スタイルなのであろうと推測していた。


 試合開始前は易々と勝負を仕掛けたようにも見えたエドワードだが、実際には実技試験中に行われたほぼ全ての試合を注意深く観察していたのである。


 グリルの第一試合についても同様に観察しており、その結果、彼の防御力は他の受験者達と比べて侮れないものであるという事実をエドワードはしっかりと認識していた。


 防御系スキルを使っているにしろ、「身体強化」を使用しているフィリア選手の猛攻を数分間も防ぐのは通常の選手にとっては容易でないのだが、グリル選手はそれをやってのけた。


 更に攻撃系スキルである『反逆斬(カウンタースラッシュ)』による反撃まで行った事については高く評価ができる。


 その攻撃系が当たる事は無かったが、フィリア選手に対してそこまで対応できるだけでも相応の実力を持っている事は確かだ。


 しかし、それだけでは何の上位能力(ユニークスキル)も使用していないグリル選手が自分に勝る可能性があるという騎士団長の思考に説明がつかない。


 『反逆斬(カウンタースラッシュ)』という高い破壊力を持つ攻撃系スキルがあるとは言え、その『反逆斬(カウンタースラッシュ)』も、防御した相手の物理攻撃を吸収して放つもので、結局は防御の上に成り立っている。

 自分から優位的に攻撃する手段を、グリル選手は持っていないという欠点を表していると言ってもいい。


 何よりも、自分の方がフィリア選手に対して上手く立ち回れていただろうとエドワードは自負していた。

 騎士団長の台詞に過剰に反応したのもその自信が主な原因だ。


 今になって冷静に考えてみても、第一試合でグリル選手に特別な才能は感じられなかった筈だ…と、エドワードは疑問を払拭出来ないでいた。


(いや……論より証拠、ここでこの選手を沈めれば良いだけの事。如何に優れた防御力を持っていようと、私の上位能力(ユニークスキル)を全て防ぎきれる訳があるまい!)


 結果、エドワード選手はそういった思考に辿り着き、正面突破を選んだのだ。


 他の受験者達も、グリル選手の評価できる点はその防御力だけだと考えていた。


 多種多様な上位能力(ユニークスキル)と確かな実力を兼ね揃え、あらゆる戦術を取ることの出来るエドワード選手と渡り合うにはフィリア選手のように上位能力(ユニークスキル)以上の動きが出来たり、クロト選手のように上位能力(ユニークスキル)に対してもあらゆる攻撃を捌き相手の隙を作り確実に攻撃を当てられる様な技術を持っている事が必要で、グリル選手のように防御力に特化したのみの選手には対応の幅にかける……と、殆どの者が自然に評価を下していた。


 実際、回避や防御に特化した上位の選手すらエドワードに敗れているのだから当然の思考だろう。


 しかし、グリルを指名した騎士団長は勿論、クロトやフィリアはそれらの選手達とは全く異なる評価を下していた。


 それは相当な戦闘の才を持つ三人が、グリル選手の細かな動作を見分けられたからこその評価だ。


 そんな三人が気付いたグリルの『ある才能』に、エドワードは気づけないでいたのだ。


 そしてそのグリル特有の『ある才能』こそが、二人の試合の勝敗に大きく影響するのである。


「フンッ!」


 グリルとの間合いを詰めたエドワードが多数所持している攻撃系スキルの一つである上位能力(ユニークスキル)閃光斬(せんこうざん)』をグリルに向けて放った。

 あくまで試合中である現在は、正確に言えばグリルの剣を狙ったのだが。


 剣の刃が届く範囲に存在する者を瞬く間に両断する高速の一撃である。


「せいっ!」


 鉄をも切断するその切れ味を察したグリルは、エドワードの剣を受け止めずに刃の側面を捉えて弾くようにして剣の起動を逸らした。


(フン……やはり動体視力は優れている様だな。これも何かの補助スキルを駆使しているのだろうが……)


 フィリアの連撃を見切る動体視力を持つグリルにとって、ただ早いだけの攻撃なら殆ど捌くことが出来る事はエドワードも承知している。


 エドワードにとっては、今の攻撃はただの小手調べのようなものだ。


(とは言え、大抵の受験者達に命中したこのスキルを容易に捌く辺りは流石と言ったところだな。

 …まぁ、ただ動体視力が良いだけの防御など幾らでも対処方はある。正面からの攻撃が防がれるなら、背後から攻めてみるか……)


 正面突破を断念したエドワードが、グリル選手に防御された直後の体制のまま、攻防一体型の回避スキルである上位能力(ユニークスキル)『背面移動』を発動し、高速でグリルの背後に回る。


 『背面移動』は、地に足が着いている限りは如何なる体制からでも支障なく使用できる回避スキルで、使用した瞬間から〇・五秒の間のみ『物理攻撃無効化』が付与され、相手の攻撃を避けると共に低姿勢で相手の背後に高速移動する効果がある。


 使用後は五秒間使用不可となるが、相手の攻撃を回避しつつ背後に回る事で有利な戦況に変えることの出来る効果は絶大なものだ。


 その動作を見て、グリルは咄嗟に背後のエドワードの方を振り返ろうとする。


 グリル選手の背後を取ったエドワードは、補助系の上位能力(ユニークスキル)『斬撃軌道補正』を使用し、確実にグリル選手の剣の刃に狙いをつけて斬撃を繰り出す。


 補助系スキル『斬撃軌道補正』は、名の通り狙いをつけて斬撃を放とうとする際に発生する軌道のズレを完全に補正する効果を持つ。


 エドワードは剣を交える事によって、相手の剣のどの部分が特に脆いのかを正確に把握する特殊な能力を身につけていた。


 セインガルド国外の小国の兵として修練を積んでいた際に習得したエドワード特有の能力だ。


 その能力によって把握したグリルの刃の弱点に合わせて『斬撃軌道補正』を行い、確実にグリル選手の剣を破壊しようとエドワードは目論んでいた。


 しかし、グリルがその斬撃を受けた瞬間、エドワードは違和感を覚えた。


(剣が…壊れないだと?)


 『斬撃軌道補正』による武器破壊の失敗など今まで体験しなかった事だった。


 今までの戦闘経験上からも、今の斬撃は確実にグリルの剣を破壊出来る筈だった。


(「斬撃軌道補正」がズレる事は有り得ん……まさか、奴の武器の弱点を見誤ったか?)


 まさかの事態に僅かに戸惑うエドワードに対して、グリル選手が防御の構えを取りつつ口を開く。


「ふぅ、今のはびっくりしたぜ。反応がもうちょい遅れていたら危なかったかもな。だが……俺を負かすにはまだ甘いぜ? 第二位と第三位の実力ってのは遠いモンだなぁ」


 薄く笑みを浮かべつつ発せられた明らかに挑発的なグリル選手の台詞にエドワードは憤りを感じたが、冷静さを欠くには至らなかった。


 ただ、その台詞はエドワードを更に本気にさせる事にはなったのである。


(たかが第一試合の敗退者が調子に乗るとは……。フン、私を本気にさせたいと言うのなら良いだろう。次で確実に勝利を掴みに行くとしよう)


 エドワードの思考は、その様に変わったのだ。


 頭の中で新たに戦術を変更したエドワードが後退し、グリルとの距離を一旦離す。


 距離を十分に離したエドワードが、実技試験中にも使用しなかった取って置きの上位能力(ユニークスキル)である『分身形成』を使用した。


 その瞬間、エドワードの影が四つに分裂し、その内三つの影が隆起する。


 隆起した影が人の像を作り、やがて真っ黒だった影に色が浮かび上がり、分身として三人のエドワードが形成された。


「おいおい……自分を増やすスキルなんてあるのかよ……」


 グリルがエドワードの奥の手に驚き、つい心情を口から漏らす。


 四人のエドワードが剣を構えつつ、驚いた様子のグリルに対して真剣な表情で告げる。


「「「「次で終わりだ」」」」


 声まで揃うのか……とグリルは考えるが、すぐに意識を目の前のエドワードに集中させる。


 剣を構えて攻撃を待つグリルに、四人のエドワードが時間差で疾走し、グリルとの距離を詰める。


 最初に疾走を始めた分身が、グリルとの距離が二メートル程にまで迫った瞬間に『背面移動』によってグリルの背後に回る。


(姿形だけでなく、上位能力(ユニークスキル)までコピー出来んのか……!? って事はさっきの攻撃系スキルも……!)


 スキルの精度の高さに驚くグリルに、背後に回った分身が『閃光斬』を放つ。


(チッ…やっぱりか! 面倒臭ぇな!)


 グリルは背後の分身が放つ『閃光斬』を捌き、他のエドワード達に視線を向ける。


 すると、今度は二番目に疾走を始めた分身が『閃光斬』を放った。


 それと同時に、背後の分身が体制を立て直し、グリルに向かい斬撃を放った。


(クソッ! 面倒だな!)


 そう考えつつグリルは超人的な直勘で、その『閃光斬』を捌き、背後の分身の斬撃を回避する。


 その間にも、三人目の分身がグリル選手に迫る。


「チッ、しょうがねぇな…纏めて吹っ飛ばしてやるぜ! 『反逆斬(カウンタースラッシュ)』!」


 流石に三人相手は難しいと判断したグリルが、『反逆斬(カウンタースラッシュ)』を使用する。


 振り下ろされたグリルの剣がステージの床を穿ち、周りに衝撃波が発生する。


「フン、甘いな」


 しかし、三人の分身は同時に『背面移動』による瞬間無敵化効果でその攻撃を回避しつつグリルの背後に回った。


 更に衝撃波により粉塵が舞い、グリルの視界を遮る事になる。


 本体を含めたエドワード達の視界も遮られてはいたが、『背面移動』の効果上、必ず相手は移動先の正面にいるのだ。


 グリルからすれば三人は自分から見てどの方向にいるのかが掴めないのだが、エドワードからすれば相手の位置を探らずとも狙いは定まるのだ。


 これも、予め『反逆斬(カウンタースラッシュ)』を警戒していたエドワードの計算の内だ。


 後はグリル選手に攻撃を加えるだけで自分の勝利だ……と、次の瞬間までエドワードはそれが誤算だったという事に気付く余地も無かった。


「ハッ、甘いのはどっちか……なッ!」


 粉塵のせいでエドワードから見えていなかったが、グリルは避けられる事を予測していたかの様に再び剣を振り上げていた。

 いや、実際に避けられる事を予想していたのである。


 先程の『反逆斬(カウンタースラッシュ)』は、吸収した力の三分の一ほどしか使っていなかったのだ。


 しかしあまりの威力に、エドワードはそれが全力の破壊力なのだと勘違いを起こしてしまっていた。

 エドワードの誤算はその時点で生じていたのである。


 そして、グリルは剣を力強く振り下ろし、先程と同じ威力で『反逆斬(カウンタースラッシュ)』を放った。


「何だと……!?」


 五秒間の使用不可制限をかけられた三人のエドワードに回避する術は無く、発生した衝撃波により強く後方へ吹き飛ばされた。


 形成された分身は脆く、地面に強く叩きつけられた三人の分身はその衝撃により崩壊してしまう。


「まさか、この程度で全力と思われるとはなぁ。アンタは相手を舐めすぎだぜ?」


 再び余裕を取り戻したグリルが、エドワードに向かって不敵に言い放つ。


「馬鹿な……あれ程の威力一発が全力の半分だと!?」


 そのエドワードの様子を見て、グリルはほぼ勝利を確信した。

 エドワードは動揺を隠しきれてない上に、この期に及んでまだ相手の力量を勘違いしている事が、グリルの勝利への確信となった。


「へっ……エドワードさんよ、勘違いしている様だが、俺がさっきの『反逆斬(カウンタースラッシュ)』で使った力は全力の三分の一しか使って無いぜ?」


 その台詞に、エドワードは驚愕する。

 グリルの言っている事は、『まだアンタを倒すために三分の一の力が残っている』という事なのだと理解したからだ。


「……騎士団長」


「何だ?」


 何かを悟った様に攻撃性を失った表情で、エドワードが騎士団長に告げる。


「貴方の言った通りで、彼の実力は確かでした。降参を宣言します」


 その台詞に反応したのは、騎士団長ではなくグリルであった。


「おいおい、勝負はここからだろ! まだアンタには幾らでも攻撃手段がーー」


 窮地を翻して優勢にたったグリルは、どうしても逆転勝利まで戦いたい心境があり、エドワードの降参に納得がいかなかった。


「いや、最早『詰み』だろう。高速攻撃も多方向からの攻撃も通じないとなると、私に対抗策は無い。

 それどころか、攻撃を弾かれてお前に『反逆斬(カウンタースラッシュ)』を当てられて終わりだ」


 最初の態度とは打って変わった様に試合を諦めた様子のエドワードに対して、何とか試合を最後まで続行させようとグリルが説得を試みる。


「いやいや、アンタなら『背面移動』で回避出来るだろ!?」


「三分の一の力で分身三体が同時にやられたんだ。

 私一人吹き飛ばして戦闘不能にするぐらい、三分の一の半分の力でも可能だろう。『背面移動』で回避した後の隙に残りの半分を使えば済む話だ。

 ……と言うよりも、それは恐らくお前自身も考えていたのだろう?」


 グリルの説得も虚しく、エドワードのやる気を引き出すには至らない。

 エドワードは十中八九負け確定の試合に挑むような性格では無いのだ。


「ぐっ……」


 自分の考える『詰み』の一手まで読まれたグリルにそれ以上言える事は無く、勝負に勝利した筈なのに何とも言い難い微妙な心情で勝利の味を噛み締める事になったのである。


  ......................................................


 こうして騎士団長の発言通りグリルの実力が証明され、受験者達も文句を言う道理は無くなった訳だが……。


「おいおい、マジでグリル選手が勝っちまったぞ?」

「あー、俺は最初からそんな予感してた! うん!」

「嘘つけ!」

「にしても、何で結局お互いを褒め合ってんだ?」


 そこには実技試験の時の様な歓声も、騎士団長に向けられた様な罵声も無く……最初はお互いを見下していた関係だった二人が、最終的にはお互いの最善手を探り合う関係になるという奇妙な光景に、その場の誰もが呆然としていたのだった。


 そして、先程の試合の主役である二人に関しては……


「……グリル選手の実力は確かに判りました。圧倒的不利な状況を覆す精神力や頭の回転力等、確かな才能に気づくことが出来ました。

 しかし……騎士団長は最初の試合で彼の才能に気づかれたのですか?」


 試合終了の直後、未だに騎士団長、クロト、フィリアの三人が気付いた『ある才能』に気づけないでいたエドワードが騎士団長に問いかける。


「私が気付いた才能はそういうものでは無い。

 ……私が見出したグリル選手の才能は『自分の能力(スキル)を確実に理解出来ている点』だ」


「……どういう事ですか?」


 騎士団長の予想外な答えを理解出来ず、少し思考を凝らすエドワードだが、やはり理解は難しかった。


 エドワードも決して馬鹿では無いのだが……。

 三人に比べると、どうも洞察力の足りない部分があるようだ。


「グリル選手は自分の最大の武器は『反逆斬(カウンタースラッシュ)』であると理解していた。

 それが防御の上に成り立っている……という事もだ。それは防御系スキルを持っていないグリル選手にとっては余り相性の良くないスキルの筈だ」


 騎士団長の説明にもエドワードは理解が追いついていない。

 何故なら『防御系スキルが無い』という言葉に疑問を抱いているからだ。


「グリル選手がフィリア選手の猛攻や私の分身攻撃を防御出来たのは、防御系スキルによるものでは……?」


「いや、グリル選手は防御系スキルを使っていない。

 それどころか防御系スキル自体所持していない。

 あの防御力は、努力によって身につけたものだろう」


 その言葉にエドワードは吃驚する。

 上位能力(ユニークスキル)を捌ききる程の防御力をスキルを使用せずに実現するなど……いや、それ以前に。


「わざわざ他のスキルを習得しようともせずに、何故防御力のみを……?」


「その真意こそが、お前とグリル選手の勝敗を分けた原因だ。

 グリル選手は……『反逆斬(カウンタースラッシュ)』というたった一つのスキルの可能性を極限まで見出したのだ」


 そこまで聞いたエドワードが、ようやく全てを理解した。


「まさか……一つのスキルを極める事を徹底したという事ですか!?」


「そうだ。『広く浅く』力を身につけるお前に対して、グリル選手は『狭く深く』力を身につけたのだ。

『状況に合わせて多種類のスキルを使い分ける』お前に対して、グリル選手は『状況に合わせてスキルの使い方を変える』と言っても良い。

 お前とグリル選手は……言わば正反対のタイプだ。

 ならば、後はお互いの才能をどちらがより極めているかによって勝敗が決まる。

 俺も『どちらが勝利するか』までは判らなかったが、『グリル選手が勝利できる可能性がある』事ははっきりと解っていた」


「……!」


 エドワードはグリル選手の実力に気づくと共に、何故自分がその実力に気づけなかったのかを理解した。


 要は正反対の思考を持つが故に、相手の才能に一番気づきにくかったのだ。


 そして、お互いにそれを理解した二人の仲は、長年付き合った友の絆のように固いものとなるのだった。


  ......................................................


 最後の試合を終えて騎士団入団試験が終了した後日、合格者全員の入団式が開催され、クロトやフィリアを含む十一人が新たなセインガルド王国の騎士として活動を開始するのであった。


 しかし、その中でもクロトの入団こそが、セインガルド騎士団……いや、セインガルド王国の未来に今後大きく関わるのであった。

エドワードの上位能力(ユニークスキル)はまだ幾つかある予定ですが、どれもグリルに防御される可能性が高いものばかりの為、今回は書きませんでした。

…が、これ以上スキルを考案するのが面倒になったという作者事情の方が理由の大半です。

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