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虚影録 22話  運で全てをねじ伏せる者

クレイジーで生存しない人達好き。

ゼ「少年……いや奏架…

  お前はここで倒さなきゃいけない気がする。」


その瞬間、なにやら奏架の…いや。

この場にいる全ての者に悪寒が走る。


ト「は~…久々の本気があんな少年?

  でもゼエインが本気出しちゃったら…」


ワ「勝てる人はいないでしょうね。」


そう、遠くで見ながら談笑する捕まった二人だった。


ゼ「少年…少し、いや全力で行くぞッ!」


ゼエインのターン 2ターン目


奏「え?…2回行動ありなの?…」


ジャンプ50 剣術95 


コロコロ~


1D100 (1D100) > 4


クリティカル!

ダメージ2倍!


1D6 (1D6) > 5


1D100 (1D100) > 2


クリティカル!

回避不能!


6D12 (6D12) > 34[7,1,7,5,10,4] > (34+5)×2=78


奏「やっばい、回避不能って…

  やられるじゃん!?」


その瞬間、回避をした時のように世界が止まった。


奏「あれ?なんで止まって…?」


虚『止まったってことは、

  何かしら振れるかアイテムあるんじゃない?』


回避だった所を奏架が見ると…

「幸運80」と書かれていた。


奏「幸運?」


虚『あ~、そう言えば幸運で回避不能を回避できたのか?』


奏「とりあえず振るかな…」


幸運80

コロコロ~


1D100 (1D100) > 60


判定成功。


あなたは、偶々動いており、

真っ二つにされるはずが右腕だけで済んだでしょう。


奏架 HP28→28-5=23


そう、告げられると時は再び動き出した…


シュザジャッ


奏「えっ?腕?……は?」


奏架が、自分の右腕を見ると…


そこには自分の手は映らず、

背景のみが奏架の目に映りこんでいた。


奏「あ、?あぁ…腕が…」


不思議と奏架は冷静で、

痛みを全く感じている様子ではなかった。


ゼ「よっしゃー!やっと当たった!」


奏「ふへ、ふふは、あははははッ!」


ゼ「なんで笑うんだ?少年。」


奏『あぁ、なんだか、笑いが止まらない?

  楽しい?愉悦感がある…。』


虚『愉悦感ってことは戦いに満足してるのかい?…

  戦闘狂かよ。』


奏『そうかもしれないなぁ。

  あぁ~、でも少し痛いな…』


虚『痛いで済んでる時点で…』


奏「戦いの愉悦かな?」


ゼ「あぁ、なら俺も分かるぜ?

  強者との戦い、特に格上とは心躍るよな!」


奏架のターン


出血で2のダメージ。


HP23→23-2=21


奏『どうするべきか……』


虚『あいつに勝つなら回避不能が必須じゃね?

  どうせ避けるし。』


奏『それもそうだけど…

  どうやってクリティカルを出すか…』


奏『そうだ!回避率を下げたらいいんじゃない!?

  例えば目くらましとか。』


虚『その目くらましをどうやるのよ…』


奏『それもそう……あれ?

  水操作?虚天の能力なんで使えるんだ?確率低いけど…』


虚『相手の能力の強制力としか言えないんじゃない?

  初めての技でも運が良ければ使えるのよ~

  ってのを目に見せてるだけで実際も使える感じだと思うけど。』


奏『そう…なのか?

  なんか目くらましに使えそうだね。』


虚『目くらまし程度に使われるとは…

  まぁやるとしたら水蒸気とかかな?』


奏『いきなり応用?やれっかなぁ』


水操作(水蒸気化)15 次元操作45


(水)1D100 (1D100) > 4


クリティカル!


奏『あ。クリティカル出た!?』


虚『おお、良かったじゃん。

  でも回避不能だと幸運になるから、

  相手の幸運が高いとなぁ~』


奏『効果範囲を広げて疑似的に回避不能ならいけっかな?』


虚『分からないけど、それできたら回避マイナスされるかな?』


(次)1D100 (1D100) > 42


クリティカルの効果で範囲を広げます。

よって、敵の回避率をマイナス。


ゼ「!?

  水蒸気?いや、少年の能力は次元操…

  魔法か!?」


ゼエインの回避ロール。


回避70-(17+20+3)=30


1D100 (1D100) > 95


ファンブル。


回避不能かダメージ2倍か選べます。


ゼ「はぁぁぁぁ…

  今ファンブルかよ…

  まだ被害少ない回避不能選ぶか。」


あなたは、

奏架の次元操作の能力によって、

上半身と下半身が引き裂かれるでしょう。


ゼエイン HP48→48-19=29


ゼエイン 2ターン目


出血で5のダメージ。


HP29→29-5=24


ゼ『やれること……

  上半身だけであるか?…

  相棒を投擲しか…ない!』


投擲35


1D100 (1D100) > 63


あなたの大剣は明後日の方向へ飛んでいくでしょう。


ゼ「はぁーー、ちくしょー……

  なんでファンブル出るんだよ…

  くそぉぉーー」


虚『あそこでファンブルは気の毒過ぎる…』


奏「えーと…手錠、手錠。」


奏架は左手で手錠を探し、


ガチィッ。


と手錠をゼエインに付けた。


すると、先程までのゲームの画面のような視界が晴れ。

いつも通りの世界が目に入ってくる。


奏「僕の勝ちッ!」


ゼ「やっぱり少年強かったぁ…

  戦えて良かったぜ。」


奏「と言うか…出血大丈夫?」


ゼ「あ。」


ゼエインは気を失った!


すると座小杉と黒嶺が近寄ってくる。


杉「奏架さ~ん!

  大丈夫ですかーー?」


黒「いやいや、

  腕失ってるのに大丈夫なわけないだろ!」


奏「大丈夫で~すッ!

  なんなら気分が良いですよ~っ!

  それよりこの人をーー!」


ト「うわっ…」


ワ「これは……

  まぁゼエインのことだし大丈夫でしょう……」


黒「奏架は大丈夫そう…?か。

  なら杉!奏架と一緒にこいつらギルドの医務室に運べ!

  ここからそう遠くないはず。」


杉「あ、え?はい。

  わかりました。

  でもギルド長、その腕大丈夫ですか?」


黒「俺のことは心配するな。

  さっさといってこい!

  俺はオマエ侯爵を捕らえてから行く。

  それとこの数の兵は一人で運びきれんから、

  ギルドの奴ら呼んできてくれ。」


杉「はい。わかりました。」


そう座小杉が言うと、

奏架と一緒にトナリとワタシとゼエインを運び、

ギルドへ走って行った。



黒「オマエ侯爵も強いと聞いたが…

  俺一人で行けるだろうか…」

後書き?そんなの無いですよ?

わあ。ビックリした?するわけないよね。

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