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LEGEND MONSTERS(レジェンド・モンスターズ)-The Extra-  作者: プリンアラモード
レジェモン外伝 #25~#27
108/149

#27 黄昏の大戦

◆今回登場する人物◆

シャガール(46)

ドュンケルサイドの軍曹。生まれながらの邪神崇拝者で軍曹となる前はドュンケル教会の修道士長であった。同サイドの皆からの信頼が厚い。

ブルータ(48)

クロスサイドの軍曹。同サイドからの信頼が厚いとともに、懲罰の無情さが故最も恐れられている。魔剣持ちの彼自身が軍の一小隊並みの戦力となる。

★今回登場する怪物★

アーミーウッドゴーレム

アサルトタイプ、ショットタイプ、ランチャータイプ、バレルタイプ、スナイプタイプ、ミサイルタイプなど様々な種類のある軍用のウッドゴーレム。特定の木に魂を宿すことでも誕生する。

●今回登場するアイテム●

グングニル

クロスサイドが産み出した軍用の飛行船。この技術は内通者により、ドュンケルサイドへと伝わり、互いに使用が可能となってしまった。

ヘビーエアフォース

ドュンケルサイドが開発したアーミーウッドゴーレム専用の改造されたグングニル。通常のグングニルよりも多くの兵器を詰め込むことが出来るが、速度面では圧倒的に劣っている。

 邪神の地球侵略とほぼ同じ頃、黄昏界は戦火に包まれた。クロスサイドがドュンケルの去ったのを見て、ドュンケルサイドへと宣戦布告を行ったのである。

 たが、生憎とドュンケルサイドの主戦力はこちらにはない。彼らは樹海の星・ユグドラシルでクロスサイドを何とか抑え、その内にアーミーウッドゴーレムを量産し、敵と戦わせていた。そのためだろうか。

 ズパパパパパ...!

ズパンッ!ズパンッ!

ドゴーン!ドゴーン!

ズドドドドドドドドドド...!

バシュンッ!

ドゴドゴドゴトゴドゴーン!

四方八方に銃声や爆音が響く。これらの音は全てアーミーウッドゴーレムが持つ武器が放つ物である。

 片や、対するクロスサイド。彼らはグングニルと名付けられた軍用飛行船を使い、空爆や機関銃攻撃により次々とアーミーウッドゴーレムを滅し、さらには地上戦までを行ったいた。もちろん、彼らの技術により誤爆をすることはほとんどない。その戦いの影響で森は大火事を起こし、それもあってアーミーウッドゴーレムはかなり減っていた。

 だが、その頃。周囲が燃えているにも関わらず、燃えることのない巨大樹の中ではとある重兵器の開発が行われていた。その樹の中はユグドラシルの中心付近と繋がる。そこに、ヤツらの研究所はあった。そこには、重力を歪めブラックホールを作り出す機械、それにも引き寄せられることのない金属など。そんな様々な物があった。

 そこのガレージの奥にそれはあった。3体ほどアーミーウッドゴーレムが入れそうな大きな飛行船。その名はヘビーエアフォース。グングニルを改造したアーミーウッドゴーレム専用のグングニルである。その開発も戦の最中に完了。

 彼らはアーミーウッドゴーレム3体をそこに入れるとさっそく地上へ。それは、燃え盛る森のその根本を突き破り、土の塊を落としながら高く浮いた。

 そこから、戦況が一気に変化した。ヘビーエアフォースのあまりの強さに通常のグングニルは次々落とされる。その空爆も通常のとは非にならない程の威力を有した。

 だが、もちろんクロスサイドが諦めることは決して無い。彼らは対空砲台を量産し、各地に設置。近付いて来た敵勢はヘビーエアフォースでさえ、落ちていった。

 だが、ある日。戦地外の砂漠の星・アスガルドでとある会談が開かれる。

「貴様がクロスサイドの軍曹か。」

まず、口を開いたのはドュンケルサイドの軍曹。

「その通りだ、ドュンケルサイドの軍曹。この戦いで貴様らの本拠・ユグドラシルはあの様だ。こちらもかなりの損害を受けている。ドュンケルがもし戻ってきて、あの様ではヤツが怒るであろう。そうすれば、貴様らもただではすまない。」

「ドュンケル様をヤツ呼ばわりするのは気に入らん。だが、その判断は賢明かもな。」

 そのように交渉は進み。

「では、一時停戦し、お互いユグドラシルの復興に努める。それで良かろうな?」

とクロスサイドの軍曹。それを聞いて、

「それで良いに決まっているであろう。開戦はドュンケル様が戻ってきて許しを頂いてからだ。」

ドュンケルサイドの方も承諾し、珍しく敵同士の握手があった。

 そして、2人は同時に無線に向けて言う。

「クロスサイド、全軍に告ぐ!今すぐ戦を止めよ!ドュンケルサイドとの停戦が決定した。敵が攻撃が来れば迎撃のみにしろ。」

「ドュンケルサイド、全軍へ!戦を止めよ!クロスサイドの停戦が決定!再開はドュンケル様が戻られ、許しを得てから!一切の敵への直接攻撃を禁じる!禁忌を犯せばドュンケル様に処刑されると思え!」

 その瞬間、互いの攻撃が止む。クロスサイドは軍曹を恐れ、ドュンケルサイドは処刑を恐れ。その戦は中断することとなった。

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