表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
26/80

燃えろ!

多いので、名前を書いておきます。

舛田秋乃(まずたあきの)

平井章(ひらいしょう)

田端香月(たばたかづき)

湯川犀(ゆかわせい)

野嶋朔(のじまさく)

夏見柚子(なつみゆこ)

羽山(はやま)ヒナミ


花火というより……。

 夜。

 公園に、秋乃(あきの)(しょう)香月(かづき)(せい)(さく)、誘われたヒナミと柚子(ゆこ)が、それぞれ花火を持ち寄り集まっていた。


「はい、皆さん。今日は花火をやるために集まっていただき、ありがとうございます」


 と秋乃が頭を下げる。


「堅苦しいぞ! 早くやろうぜ!」


 とすでに両手に構えている香月が催促する。


「その前に、バケツを準備するのが先だ」

「じゃあ容れてくる──」


 犀が言ったので、朔がバケツを持っていく。


「てか、何で夏見(なつみ)たちいんの?」


 章が柚子とヒナミを見て言う。

 そこに、朔が戻ってきて説明する。


「よっと……あれ? メール送ったじゃん。羽山(はやま)たちも来るよって」

「そうだったか。忘れてたわ。悪い悪い」


 と章が謝る。


「大丈夫だよ。急だったから」


 ヒナミは手を振って頷く。


「そうね、邪魔だったら帰るから」


 柚子も頷く。


「それでは、バケツも準備出来たし……楽しもう──」


 と秋乃がろうそくに火をつける。


「よっしゃ! 任せろ!」


 香月は両手に構えている花火に着火して、走り出す。


「うはー! 二刀流!」

「甘いな香月。おれは四刀流」

 

 と秋乃は片手に二本ずつ持って着火する。


「危ねえだろ!」

「ふっ。章は小心者だから、一本でしか出来ないんだな」

「そういう問題じゃねえんだよ!」


 と香月に章が吠える。


「じゃあ来いよ! もっと燃えて来い!」

「……行ってやるよ──!」


 と章は二刀流で香月を追い始める。


「地獄を見せてやる……っ!」

「ギャーッ、章こっちくんな!」


 香月は秋乃の方に逃げていく。

 秋乃はそれに気づいて逃げ始める。


「ちょっと香月こっち来ないで──!」

「まきぞえじゃあ!」

「待てやオラあ!」


 そんな三人を見て、しびれを切らした犀が怒鳴る。


「花火持って走ってんじゃねえ! 火炙りにすんぞ──?」

「「「ぁ……すいません……」」」


 と三人は正座して謝る。


「何? 痛い目みたいの? それはそれでいいけど……どうする──?」


 と犀が花火をペシペシと手に当てながら訊く。


「おい、湯川(ゆかわ)が本領発揮してきてんだけど」


 と香月がコソコソと秋乃と章に言う。


「あれが湯川の本気……」


 ゴクリと秋乃は息を飲み込む。


「静かにしろ、()られるぞ」


 章が注意したが、すでに遅く。

 

「私語は慎め──」

「「「はい──」」」


 とSっ気オーラを発する犀。

 その前でお叱りを受ける三人をよそに、朔とヒナミ、柚子は線香花火をやっていた。


「……いいな。罵声浴びせられて……」

「「え?」」


 と柚子とヒナミが、三人を見て言った朔を見る。


「え? どうした?」

「いや……野嶋(のじま)くんて、そういう趣味があるんだなって……」


 とヒナミが言う。


「やっぱり、ああいう人と一緒に居ると、こうなるのね」


 と柚子は怖いわ……と朔を見る。


「キレイだな──」


 気づいてない朔は、のほほんと線香花火を見つめていた。


 改めて犀の怖さと、朔のおかしさに気づいた、ある日の夜だった──



秋乃たちの花火を見て一言。

保梨「楽しそうですね!」

山井「ですね」

忍者「若いでござるな」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ