八十一話:君のTENSIONがFIVEしてSO GOOD......
宮殿の中には、びっくりするくらい誰もいなかった。
黒と白のマーブル模様が、辺り一面に広がっていて。
天井を見上げると、玉ねぎ型の屋根の裏側は、目玉のように私たちを見下ろしていた。
上にも、地面の下にも続いてる階段の手すりは、金色に輝いている。
宮殿内が広いおかげで、階段は翼のように自由に伸びきっている。こういうところって螺旋階段がたくさんあるイメージだったけど、全然そんなことはなくて。
後は、触れたらすぐに割れてしまいそうなステンドグラスとか。
高そうな絵画とか。
時々空から差し込む、赤色のスポットライトとか。
とにかく、ここで迷子になるのは怖いから、私は大人しくゾディさんの後をついていく。
宮殿内では一番短いであろう階段を登った先には、また、階段の分かれ道。
だけど、右にも左にも曲がらずに、真っ直ぐ続く平面を歩いた先には......。
「え......エレベーター......?」
「そーだよっ! 関係者以外は使えないエレベーターなんだけどぉ......」
ゾディさんはズボンのポケットから、カードキーみたいなやつを取り出す。
そして、それを呼び出しボタンの下にある......あれだよあれ、カードキーを読み取る......黒い長方形のやつ......に、当てた。
すると、ピコンッて音と共に、呼び出しボタンが黄色に光って。
金色の網のようなドアが開いて、ちょっと狭そうなエレベーターに入れるようになった。
「じゃ~~~~んっ! VIPカードがあればぁ、乗れちゃいま~~~っす!」
「び......なんて??」
「VIPカードも知らんのはやばいよウィローちん......」
エレベーターの中は、やっぱり二人で入るには狭かった。
だから、私が先に奥まで入って、その後にゾディさんが入ってきて......ぐ、ぐぎぎぎ......壁に頬がぐにゅってなって......ッ......。
「僕ちんはねぇ、ここの関係者ってわけではないんだけどぉ......要するに特別な、お・きゃ・く・さ・ん! なんだよねぇ~」
ゾディさんは3階ボタンを押した後、得意げに『VIPカード』をパタパタと振った。
金色に輝いてて......よくわかんないけど、なんかすごいカードっぽい!
「インフェルッツァ宮殿は時々、僕ちんの魔法薬を大量発注してくれるんだよねぇ~。そういうときは、僕ちんが直々に運んできてやってるワケ! 媚び売り媚び売りぃっ!」
「な、なるほど! じゃあここにはホントに『仕事』で来たんだ!」
「そぉだよぉ、さっきからそぉだって言ってるじゃ~~~~ん!」
『ここは「インフェルッツァ宮殿」! 地獄に落とされた魂を閉じ込めて、罰を与え続けるための牢獄だよっ!』
......って、さっきゾディさんは言ってたけど。
牢獄で大量発注されるポーションって、なんなんだろ......?
まさかっ、ご、拷問する薬とか......!? 罪を白状させる薬とか!? ひぇ......っ
「ね、ねぇゾディさんっ、私『君のTENSIONがFIVEしてSO GOOD.....』Tシャツで来ちゃったんだけどもしかしてミスった?? 服装ダサすぎ罪で投獄されちゃう!?」
「あっはははは!! 絶対大丈夫だよぉ~~、ここにはもっとダサい服着てるやついるし!」
「ほんとにぃ~~......?」
「そんなことよりも、昨日の夜『眠りココア』を飲み忘れた罪で逮捕されちゃうかもネ」
「えっあっ」
『すみませんシンプルに忘れてました』って素直に謝るか、『あんなクソ不味いもん「眠りココア」って言わねぇーーーよ!』って喚くか悩んだけど、
エレベーターのドアが開いて、目的地に着いたっぽかったから、ウィローさんは一旦事なきを得たのでした。
ここも、下の階とあんまり変わらない感じだな。ただ狭い廊下が増えたってだけ。
死神さんが差し出してくれた手を取って、私は赤い絨毯が敷いてある道を歩く。
しばらくすると、金色のドアノブ付きの、茶色の両開きドアが見えてきて......。
扉の奥には多分、偉いヒトがいるんだろうなぁ......って感じがする。すごいする。
両開きドアがあるタイプの部屋にいるヒトはね、100%偉いヒトだよ。ウィローさんの勘は外れたことないもん!
「ごめんくださ~~~~い! ゾディアックでぇ~~~っす!」
ゾディさんはニコニコ笑いながら、右側の扉を二回、いや三回ノックした。
返事は..............................ない。
「もしも~~~し! ローザ~~~! 入りますよぉ~~~?」
『はい』というよりは『Hi』って感じの声色を使いながら、ゾディさんは扉をあ、開けっ、開けちゃったっっっっ
どうにかして場違い感を減らそうと、『君のTENSIONがFIVEしてSO GOOD......』Tシャツを両腕で覆い隠しながら、
「失礼します私はウィロー・ガーディナーです怪しい者じゃないですただのしがない助手です逮捕しないでくださいっ!!!!」
全く怪しくない挨拶を叫びながら、ゾディさんの後ろに隠れ——
「ちょっと、デケェ声出すなだしぃ......ウチの子起きちゃうしぃ......」
「~~~~~~~~~ッ!?!?!?」
偉いヒトが使ってそうなデスクには、気だるげなゴルゴンが頬杖をつきながら、私をジト~っと睨みつけてきた。
頭の上のヘビたちも、眠そうにだら~~んってなってる。
彼の背中には、抱っこ紐が付いていて。
その中にはゴルゴンの赤ちゃんがいて、すやすや寝ててねっ、本当にもうめちゃくちゃ可愛くてねっ、
......コメントするべきところは、たくさんあったの。
でもね。ウィローさん、抗えなかったんだ。
『それ』の吸引力に。どうしても。
久しぶりにゴルゴンに会ったことよりも、ゴルゴンの赤ちゃんがめちゃくちゃ可愛いことよりも、ずっと気になってしまったこと。
つい、声に出してしまったこと。
それは————
「~~~わ、わわわわわ私と同じTシャツ着とるぅーーーーッ!?!?!?」
「ん? あぁ......! あんたの方がよく似合ってるしぃ~......」
まさかの『君のTENSIONがFIVEしてSO GOOD......』
***
「ネタT着てるやつにはなぁ、悪いやつはいねぇんだしぃ~......」
「は、はぁ......ほぇ......」
「他にはどんなやつ持ってるんだしぃ......?」
「えと......『毎日がエビフライ』とか、『それって死亡フラグじゃない?』Tシャツとか......」
「ほう......イカしてるしぃ......」
なんか懐かれちゃったぁ......。
わ、私はただ、これしか選択肢がないから着てるってだけなのに......なのになんか仲間認定されちゃって、
「ウチが断言するしぃ、ゾディアック~......。この子は良い子だしぃ......」
「でしょでしょおー! おもろい子でしょおー!」
「良い助手を雇ったもんだしぃ~......気に入ったしぃ~」
う、うぅぅぅぅううっ、なんか罪悪感だよぉ......! 騙してる気分だよぉ......!!
でもホントのこと言ったらガッカリさせちゃうかもだし、そ、そもそもこのヒト偉いヒトっぽいしっ、お、怒らせない方がいい......よね?
とりあえず、ゾディさんの隣でニコニコしとこ......。
「にしても、あんたが助手を雇うなんて珍しいしぃ......。どんな風の吹き回し......?」
「え~~~? そんなに珍しいかにゃあ?」
ゾディさんは視線を落とすと、舌をペロッと出しながら、ズボンのポケットの中を漁る。
少しすると、保管ハットを取り出して、その中に手を突っ込んで......。
「そ~~~~~んなことよりもぉ、こちら、ご注文の品で間違いございませんかぁ~?」
楽しげにウインクしながら、ゾディさんが保管ハットの中から取り出した、のは、
わっっっワゴン!? クソデカワゴン!?!?
の中に、大量にポーションが収納されてる......。
小さい瓶もあれば、大きい瓶もある。
ほとんどに、マグマ色の液体が入ってる。
そ、そっか、『大量発注』って言ってたもんね、ゾディさん。
これ全部、インフェ——なんちゃら宮殿で使うんだぁ......へぇ......。
「こちら、汗水垂らして作り上げた品物たちですぅ~~! お気に召していただけたらぁ、ぜひぜひ5つ星のご評価をお願いいたしますぅ~~~ん!」
「ふむ......確かに受け取ったんだしぃ」
ローザさんは偉いヒトが座る椅子(?)から立ち上がると、短い顎髭を指で触りながら、ワゴンのガラス戸の奥を覗く。
頭から生えてるヘビたちも、ローザさんと一緒にジッ......と眺めてた。
「......あんた、こんだけ作るのにどんだけ時間かかったんだし......?」
「え? 『S/Co-3928』は元々結構ストックあったし、三日くらいしかかかんなかったよ?」
S......なんて??
よくわかんないけど、確かにゾディさん最近、ずっとぶっ続けでポーション作り続けてる感じだったなぁ......。『ポーション学②』の先生よりもすごいスピードで、シュババババッって!
「あんたは天才......? それとも寝てないだけ......?」
「寝てない天才でーーーーっす!」
「何ドヤって——」
すると、ローザさんのおんぶ紐の中で眠ってた赤ちゃんが、小さく泣き声をあげた。
私の指よりも細くて小っちゃいヘビちゃんたちが、赤ちゃんの頭の上でへにょ~ってしてる。
開いた赤ちゃんのお目目は綺麗な灰色で、ほっぺは絶対もちもちで、ずっと『ふぇ~』とか『あぅ~』とか言ってて、っっっ
「ん~? どうしたしぃ......? もう起きちゃったしぃ~?」
「ぅあぅぁ」
ぎゃーーーーーっ!!
可愛い可愛い可愛い可愛い可愛いーーーっ!!
可愛いぃぃいいいいぃいいいぃいいい!!!!
「うぅぅうっ、こ、ここに......ここに天使が......ッ......!」
「あははっ! 現役天使様のウィローちんがそれ言う~?」
「なぁ、ゾディアック......? 助手ちゃん......? お願いがあるんだしぃ......」
ローザさんは天使を——じゃなくて、大天使を——じゃ、じゃなくてっ、
赤ちゃん!!をおんぶ紐から出して、優しく抱っこしてあやしながら、私たち両方を交互に見てくる。
「見ての通り、ウチはちょっと手が離せないしぃ......。代わりに囚人たちに『S/Co-3928』を打ち込みに行ってほしいしぃ」
「あ~~~ほらやっぱり仕事押し付けてくると思った! めんどくさいからヤ——」
「はいっ!! ぜひともやらせていただきますっっっ!!!!」
「ウィローちん?」
赤ちゃんが可愛いことしか考えてなかった私は、勝手に二つ返事でオッケーしちゃった。
ちなみに『S』なんちゃらがなんなのかも、ローザさんは一体何をしてほしいのかも、よくわかっておりません。
でも仕方ないじゃん。赤ちゃんって可愛いし。
「やろうよゾディさんっ! これもローザさんの赤ちゃんのためだよっ!」
「うぇ~~~???? そうなのぉ??」
「多分っ!!」
「やだよぉ、めんどくさいよぉ僕ちんんんんんん」
ゾディさんは肩をガクッと落としながら、アヒルみたいに口を尖らせた。
結構だいぶかなり嫌そうな顔してる。
「......ウィローさぁ、まず自分が何しなきゃいけないのかもよくわかってねぇでしょ?」
「でも赤ちゃんは可愛いよ?」
「うわぁっ、真っ直ぐな瞳ぃ......」
私たちの会話を興味深そうに聞いてたローザさんは、赤ちゃんを頭を撫で、か、かわわわわわわわわわわわわ
「九層の囚人たちだけでいいしぃ。ウチの子の安眠のためだと思えしぃ......」
「九層~~~~っ!? いっちゃんめんどくさいところじゃんっ!」
「任せてくださ————っむぐ!?」
あ、とうとうゾディさんに口押さえられちゃった......。
「やだやだやだ絶対ヤダッ! 僕ちんは便利屋じゃないんですぅ~~!」
「でもあんたの仕事柄、囚人たちの様子は確認しておいた方が良いしぃ......」
「勝手に決めつけな——」
「手伝ってくれないなら、あんたの助手に『ハートクローバー事件』のこと話すし」
なんの話をしてるのか本当にわからない。
でも、それを聞いたゾディさんは固まった。
そのまま、額を片手で覆いながら、深いため息をこぼして。
頬を赤く染めて......無理やり口角を上げて............?
「..................汚ねぇぞ............」
「あんたには言われたくねぇしぃ~」
「............はぁ..................」
急に静かになっちゃったゾディさんは、ガチ舌打ちしながらワゴンを保管ハットの中に詰め込んで、くるっと部屋の出入口の方を向く。
「ウィロー? 行こっかー」
「ねぇねぇゾディさん、『ハートクローバー事件』って——」
「い・こ・う・か?」
「ハイ......」
珍しく余裕をなくしちゃってるゾディさんは、最後にローザさんをムキッッと睨みつけた後、早歩きで部屋を出て行っちゃった。
真っ直ぐ歩いてるってことは、エレベーターに向かってるのかな?
私はゾディさんについていく前に、ローザさんと赤ちゃんに笑いかけて、手を振る。
赤ちゃん......ネルソービューじゃほんとに見ないからさぁ、あ~~~可愛いもう超可愛いっ、ポエナに来てよかったぁ~~~~!(!?)
「じゃあねっ、ローザさん! また——」
「あ~。ちょっとだけ待って欲しいしぃ......」
ローザさんは赤ちゃんの背中をさすりながら、私の方へ一歩近づいてくる。
そして、何も気づかず遠くへ歩いて行っちゃってるゾディさんを見て、優しく鼻で笑った。
甘い、匂い......眠りココアに少し似た、懐かしいような匂いがする。
赤ちゃんから? それともローザさんから......?
「ゾディアックがいないうちに......一言だけ。助手ちゃんに言っておきたいしぃ」
「......? どうしたの?」
頭を巣食うヘビたちが、柔らかく蠢く。
時々ローザさんの額をつついたり、髭を噛んだり、頬そっと舐めたり......。
ヘビさんたちに好き勝手されても、ローザさんは全く気にしてないみたいだった。
「ゾディアックはまぁまぁめんどくさいしぃ......。あいつの助手をやるのは大変だしぃ」
「あっはい、それは存じておりますです......」
「フッ......あんたがこれからも、あいつのそばにいてくれるのかはわからないけど......」
ローザさんは赤ちゃんを片方の腕で抱えたまま、
もう片方の手を——
「ゾディアックには。優しくしてあげてほしいしぃ」
「————!」
私の肩の上に、置いた。
そっと、撫でてくれた。
薄い灰色の瞳が、優しく光る。
赤ちゃんの瞳と、同じ色。
同じくらい優しくて、純粋で、
「............」
......ローザさん、は......ゾディさんのこと......結構、よく知ってるの、かな。
何を隠してるのか、とか。目的とか。
包帯の裏の......あれ、とか............。
もし、そうなら......。
『僕ちんの、腕の包帯。ほどいてよ』
『おれ、の......頭を..................なでて............』
「..................うん......」
私は微笑んだ。
そして今度は、ローザさんがもっと安心できるように、
「うんっ!!」
今の自分にできる、精一杯の満面の笑みで答えた。
そしたらローザさんも、笑って......くれて......!
「——ちなみに『ハートクローバー事件』っていうのは、ゾディアックが小さかった頃、初恋の相手をイメージした詩を書いた結果本人に見つかって読み上げられて恥ずかしくて泣いた事件のことだしぃ」
「えっ、可愛い......可哀想......」
すると、後ろからズドドドドドドドドドドって音が聞こえて、
ゾディさんは思いっきりドアを蹴って、
「~~~~~っっっもう全部言った!! 全部言ったーーーーーっ!?!?」
あんなに顔を真っ赤にしてるゾディさんを見るのは、初めてだった。
***
拗ねゾディ(?)。
でもエレベーターにいる間、なんだかんだ、私たちが今からやることの説明はしてくれた。
「『インフェルッツァ宮殿』は、『地上階』と『地下層』で分かれててネ~。1階から5階が『地上階』、一層から九層が『地下層』ダヨ」
ゾディさんはエレベーターのボタンをそれぞれ指でなぞって、今まさに光ってる『九層』のところで指を止める。
「囚人たち——地獄送りにされた魂のことね——は、みんな『地下層』に閉じ込められてる。地下に行けば行くほど、魂の罪は重くなって......つまり、『九層』のやつらが一番やばい」
「え、えっと、それって......今から私たちが行くところだよね......?」
「そーだよっ!! だからめんどくさいって言ったのに~~~!!」
死神さんは自分の髪を引っ張りながら頭を抱える。
そして、またガクッと肩を落とした後、ポケットの中から注射器を二本取り出した。
注射器の中には、マグマ色の液体が詰まっている。
「それで......九層にいる魂一人一人に、こいつを————『S/Co-3928』を打ち込まなきゃならんのよ」
で、出たぁ、『S』なんちゃら......。
「別にわざわざ注射器を使う必要はないんだけどね? 素直に飲んでくれればそれでいいんだけどね?? 九層にいるやつらって色々めんどくさくてぇ、暴れるわ、話は通じないわ......」
「はわ......そ、それで結局、『S』なんちゃらってなんなの? ゾディさんが毎晩私にくれる、『眠りココアの代わり』とかいうやつに似てるけど......?」
あれだよあれっ、ポエナに滞在し始めてから毎晩飲まされてる、あのめちゃくちゃ不味い薬!
とにかく辛くて、飲めるマグマみたいな味がして......飲み込むときも痛くて、とにかくもう本当に最悪なの!
ゾディさんはあれが『眠りココアの代わり』とか言ってるんだけど、未だに50%くらいしか信じられてない。
だって!! あんなクソ不味い薬で寝つきが良くなるわけないし!!
良薬は口に苦しとか絶対嘘だし!!!!
......でも......。
『嘘じゃないってば!! そもそも「眠りココア」の効果って催眠作用じゃないんだから!』
『いつもブレイズが飲んでるやつだからこれ!』
............未だに、あれはどういう意味だったのか聞き出せてなくて......本当の効果が何なのか、教えてもらえてなくて......。
で、でもあれだよね! この『S/Co-3928』ってやつは、私が毎晩飲まされてる薬とは別のものだろうし!
ここで眠りココアのこと考えちゃったら、さらに頭がこんがらがるからやめ——
「? 『S/Co-3928』は毎日ウィローが飲んでる薬のことだよ?」
「え??????」
混乱してる私を見て、ゾディさんはキョトンとする。
「『S/Co-3928』も『眠りココア』も、どっちも同じ薬だよ? 味が違うってだけで!......あれ? 言ってなかったっけ?」
..................こうして。
「ウィローさんは、理解するのを諦めたのでした......」
「諦めちゃったかァ......」
次話:全部、名前が違うだけ
です。全てを理解しなくても支障はありません。たぶん




