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十七話:なんかごめんね、ルームメイトくん

「ちょっとそこでじっとしててねー。あ、水晶玉はできるだけ落とさないようによろしくー」



先輩は赤色のハンマーを両手で抱えながら、私の方にじりじりと近づいてくる。ピコピコハンマーとかそういう可愛いのじゃない。どう見ても石か鉄でできてる。


私はもちろん後ずさりした。



そ......測定だよね? 何属性なのか調べるんだよね?? なんでハンマー持ってるの?

何に使うの? ねぇ? ねぇ??




「せ、先輩? 先輩?? ここって『属性測定』する場所で合ってます......か?」

「合ってるよー」

「なんでハンマー持って近づいてくるんですか......??」

「キミの属性を見るために決まってるじゃーん」

「そんな当たり前のことみたいに言われてもっっっ」



危うく足元の本につまずきかけて、リップか何かを踏んじゃったりして、


うまく後ろに下がれなくてっ、



「ちょ、ちょちょちょちょーーーっと待ってください!! 話し合い!! まずは話し合いましょう!! 暴力はそのあとです!!」



いや『そのあと』っていうかほんとは暴力なしにしてほしいんだけど!!



「えー?」

「『えー?』じゃなくて!!」

「んー......。......」

「ひぃぃいいいいいっっっむ、無言でこっちに来るのもやめてくださひーーーー!!」



私はさっき渡された水晶玉を前へ突き出しながら(盾にしながら)叫ぶ。そしたらようやく先輩は足を止めてくれて、え、な、なんかうまくいった......。


彼女はため息をつきながらハンマーを下ろして、唇を尖らせる。目をそらしたと思ったら、指先で己の焦げ茶色の髪をいじって、しっぽを左右に動かして......



「はぁー。めんどくさいなー」



め、めめっ、めんどくさい?? 当たり前の反応だったと思うんだけど?



「あ、そういえば自己紹介ちゃんとしてなかったね。初めましてー、バニラでーす。......自己紹介したからもう叩いていい?」

「?? だ、ダメで......す?」

「まだ足りない? 初めまして、バニラでーす。三年生でーす」

「自己紹介すれば叩いていいってわけじゃ——」



すると、バニラ......さん?はハンマーを持ってない方の手でピースしながら、くるっと一回転した。


制服のスカートが可愛らしくふわっと浮いて、この人は私をぶん殴ろうとしてるんだってことを一瞬忘れそうになる。



「『属性測定』はアルバイトでやってまーす。部活には入ってませーん。めんどいんでー」



回転が終わると、先端がハート型になってる尻尾が彼女のニーハイに巻きつく。小さな悪魔の翼がパタパタって楽しそうに動いて、弱い風がこっちにもやってくる。


顔面は蒼白で、全体的に生気がなくて、目の下の隈もひどいけど......彼女は頭の角がよく似合う笑みを浮かべながら、私をじっと見つめてきた。



「あと、一応サキュバス()でーす。よろしくねー」



さ......サキュバス!!!!

......って、なんだっけ......? 悪魔だっけ? 悪魔の種類?



「ねー、もういい? 叩いちゃっていい? 確かキミの後にもう一人測定に来るはずだから、早くしないとまずいんだってー」

「や、あのっっっ」




誰か助けて誰か助けて誰か助けて誰か助けて!!



「たたたた、た、叩く以外に方法はないの? 他に私の属性がわかる方法はないの??」

「えー? ないことはないけどー」



あるんかーーーーーーい!!


あるなら最初っからそう言ってよ!! 最初から暴の道歩もうとしないでよぉっ!!



「じゃあそれで!! お願いします!!」

「えー、めんどくさいなぁー。ハンマー使ったほうが手っ取り早いのにー」

「痛いのは嫌なので!!!!」

「そんなに痛くないのにー」



バニラさんは肩と翼を落としながら再びため息をついて、ハンマーをその辺に捨てる。


そしたらドンっってすごい音がして、下敷きになったマニキュアが割れて中が飛び散っちゃって......え? 『そんなに痛くない』......??



「んじゃ、ちゃんと良い子にしててねー? 動いちゃだめだよー?」



なんかもうすでに不安だけど、ハンマーを捨てて頂けただけで十分ありがたいから、私は何回も頭を下げるように頷いた。


すると、気が付けば彼女は私の目の前に立っていて、わっ、み、ミルルン並に近い......それに甘い香りもして......良い匂いだけど、ずっと嗅いでたらくらくらしてきそうな匂い......。



彼女は私の目を、目の奥をじーーーーーっと覗き込んでくる。見られてる間すごく気まずかったから、私は別のところに視線を向けることにした。


バニラさんの牙、鋭いな。舌の色もちょっと紫っぽい。顔は人間のものだけど、ところどころに人外を感じる。


制服のネクタイとリボンの色は、やっぱり私のとは違う。一年生のはシアンとか青系だったりするけど、三年生のは赤がベースみたい。他にも、紫とか黄緑とか見たことあるけど、そっちは二年生か四年生なのかな?



「ん-......草属性」

「えっ」



彼女は目を見てくるのをやめて、私が両手に抱えてる水晶玉を覗き込んできた。先輩は指先で顎を叩いて、軽く舌なめずりをして......その後、微笑みながら頷く。



「ん、やっぱ草属性だね。でも思ってたより弱いな......他の属性はー......」

「他の......?」



バニラ先輩は顔を上げると、今度は私の髪に触れて、指でモミモミして......と思ったら、私の髪を鼻に近づっっ、か、嗅いでる!? ちゃんと洗ってるから、シャンプーの匂いしかしないはず、だけど......。



「水......はないなー。土も全然ない。じゃあ......」



私の髪を避けたと思ったら、み、みみっ、耳にさわ......って......っ



「あ、あのぉっ、くすぐったいんですけどぉっ」



彼女は真剣な目で私のピアスを触って、O字の中に指を入れて、なぞって......ね、ねぇ!! ほんとにこれで属性わかるの!?



「空気だねー。空気属性。これがキミの中で一番強い属性っぽいかなー」

「なんでこれでわかるの!?!?」



く、空気属性......空気って言われてもあんまりピンと来ないけど......。

草属性、空気属性......バニラ先輩はまだ私から手を離してくれないから、属性はそれだけじゃないっぽい。ふ、普通属性って一個か二個じゃない? そんなにたくさんあるものなの??



「う~ん......」


先輩はちょっと唸りながら、私のヘアバンドをつついてくる。今度は何属性?布属性?? 


「......へっ......」



なんで笑ってんの? なんで笑ってんの!?




「キミ......笑っちゃうくらい弱点がわかりやすいねー」

「じゃ、弱点??」

「そーそー、弱点。何属性の攻撃に弱いかってこと。ここまでわかりやすいのも珍しいよー」



バニラ先輩は少しかがんで、ニヤニヤしながら水晶玉を撫でる。喜ばれてるのか馬鹿にされてるのかわかんない。


弱点かぁ。自分の属性だけじゃなくて、なんの魔法を食らっちゃダメなのかも教えてくれるんだ。ミルルンはそんなこと言ってなかったけど......



「キミは物理攻撃と毒属性にものすっっっっっごく弱いねー。ちょっと食らうだけですぐ落ちちゃうレベル。この弱点は周りに言いふらさないことをお勧めするよー」

「へ、へぇ......」



なんだろう、物理攻撃も毒魔法も食らった記憶ないのに、すごく納得してる自分が......。


あ待って、物理は食らったことあるくない? あの首絞めは物理じゃない?? 確かに結構すぐ意識が遠のいてたような......?



「その代わりと言っちゃあなんだけど、他の属性にはある程度の耐性があるっぽいよ。よかったねー」

「へぇ~!」



えっ、ウィローさん最強じゃん!! 物理と毒以外は大丈夫ってこと? つよつよじゃん!!

へっへっへ、やっぱ私は特別だったかぁ~!



「あとは......うー......うーん......う~ん......」



先輩はさらに唸りながら、私の頬を両手でぐにゅってしてくる。

ぐにゅぐにゅって回したり、横に引っ張ったり、もちもちしたり、ちょ、遊ばれてる??



「あぬぁ、そぉそぉはm......」


まっっっっったく喋れん。



今自分絶対すごい顔してるじゃん! 絶対ブサイクじゃん!! やだ恥ずかしいっ、恥ずかしいしそれ以上は頬もげそうっっ可愛い顔が変形しそうだよっっっ!



「や、やぇ、やめっっむぎっっっ」


「うーーーーーんこれ以上はムリだね、叩かないとわからん」




「え」



バニラ先輩は私を解放した後、床に捨ててた、あ、あ、あぁっっ



「動かないでねー」



悲報:恐怖のハンマー、再来。



「待って!! 早まらないで!! 早まらないで!!!!」



私はまたさらに後ずさりして、そしたら部屋の扉があっという間に近づいて、に、逃げ場がっ


結局こうなるんかーーーい!!!!



「怖がらなくて大丈夫だってー、そんなに痛くないからー」

「ううう嘘です!! さっきそれ落とすときすっごい音鳴ってたもん!!」

「まー、確かにキミは物理攻撃に弱いからやばいかもねー」



とか言いながら、バニラ先輩は当たり前のように近づいてくる。


床に散らばってる紙が踏まれるたびに悲鳴を上げて、積み重なってた本があっけなく倒されていって......引きずられてるハンマーの方を見るべきか、今日イチ生き生きしてる先輩の目の方を見るべきなのかわからなかった。


しっぽもあんな楽しそうに揺れて、顔色がどんどん良くなって、ま、まさか、怖がられるのわかっててやってる......? 遊ばれてる......!?


こ、こうなったらっっっ



「こっ、こいつがどうなってもいいのかーーっ!?」



私は水晶玉を片手で持って、それに指の拳銃(?)を向けた。



「壊しちゃうよ!? これ以上近づいたらこれ壊しちゃうよ!?」

「あ、それ落としても割れないからムリだと思うよー」

「こんちくしょうーーーっ!!」



気が付けば、すぐ近くに先輩の悪魔の笑顔があって。とうとう私のかかとが背後のドアにぶつかって、これ以上逃げられなくなっちゃって。


先輩はハンマーを担ぐようにしながら構えて、紫の舌で唇を舐めて、



「っ......あ......あ......」

「じゃ、怖かったら目瞑ってねー......」



私は怖かったから、目を瞑った。




だけど、その瞬間。


奇跡みたいなピタ〇ラス〇ッチが起こった。




......目を閉じてたから、一瞬何が起こったのかよくわからなくて。


ただ、背後で扉が強めに開く音がして。

私の腰とか頭とかに思いっきりぶつかってきて。




「い゛っっっ!?」



つい水晶玉を落としちゃって、腰を押さえながらその場にしゃがみ込んだら——




「っっっっゔ!?!?」

「あ」



鈍い音と、低い呻き声と、バニラ先輩の『やっべ』みたいな声が聞こえてきた。


......もう嫌な予感する~!



「え......えっと......?」



私は目を開けて、おそるおそる振り返る。

そこには、後頭部を掻きながら立ってるバニラ先輩と......



「ぐっ......う......!」

「る、る、ルームメイトくーーーん!!!!」



私は寮の廊下に横たわってる彼の元へ駆け寄った。

駆け寄ったって言っても、1メートルくらいしか離れてなかったけど。



「大丈夫!? 大丈夫じゃないね!?」

「っ......」



試しにルームメイトくんの体を揺さぶってみたけど、ほとんど反応がない。ぶん殴られちゃったであろうおでこはみるみるうちに赤くなっていって、し、し、白目っ、白目剝いてますけどっっ!?


そもそもなんでルームメイトくんがここに、って一旦それは置いといて、あの、生きてる? 生きてます?? 何がどうしてこうなってっっっ



「あ、あ、あああああの、あの、あのっ、し、し、死、死」

「この子あれだわー、キミの次に測定受ける予定だった子だー」



バニラ先輩は私の隣にしゃがんで、ルームメイトくんの頬をぺちぺち叩く。



「何回呼んでも来ないから、次来なかったら部屋に押しかけてぶん殴るぞ的な脅しをしたんだけどー」



さりげなく恐ろしいこと言ってない......?



「有言実行しちゃったー。てへっ」

「『てへっ』!?」

「言っとくけどキミのせいだよー? キミが避けちゃうから、この子が流れ弾食らっちゃったんじゃん」

「しかも私のせい!?」



避けたっていうか、たまたま避けちゃったというか......とにかく、ルームメイトくんこれ完全に気絶しちゃってるよね......? あのつよつよルームメイトくんが一発で......。


私は、これを食らいそうになったってこと......!?



「まっ、いいやー、この子はどっかで叩かなくちゃいけなかったし。先にこの子の測定しちゃおーーっと」



先輩はさっき私が床に落としちゃった水晶玉を拾って、ルームメイトくんの手の上に置く。そしたら、水晶玉に何か映ったのか、先輩は「ほー」って声を出して......私も水晶玉を覗き込んでみたけど、何も見えない。



「こりゃまたすごい炎属性だなー。他の属性を焼き払っちゃうレベルじゃーん」



炎......ルームメイトくんからは度々熱い何かを感じてきたけど、そういうことだったのかな。



「物理属性もあって......」



私の弱点やないかい。



「光と闇どっちもある感じね、なるほどー。どっちかっていうと光の方が強いかなー」



光の方が強いの!? 絶対ゴリゴリの闇だと思ってた!!



「光、闇、炎、物理、毒属性に耐性あり......弱点は水、空気、夢......あとは負の感情属性に特別弱いのかー」



空気!!!! 弱点空気!! 私ルームメイトくんに勝てるってこと!?

勝てませんね。はい。


......さりげなく言ってたけど、『感情属性』って何? 感情も属性になるの......?



「はい、この子の測定は終わりー。レポートは後で書くとして、次は——」

「待って!!」



バニラ先輩がまたハンマーを手に取るのを見て、私は咄嗟にそう叫んだ。このハンマー食らったら確実に死ぬっ、死んでしまうっ



「ぼぼぼぼぼ暴力反対暴力反対暴力反対暴力反対」

「だからそんなに痛くないってばー」

「この期に及んでまだ言うか!! ルームメイトくん死んでるんですけど!?」

「だからー、痛みを感じられないように一発で落としてあげてるんじゃん」

「そういうことかよぉーーーっ!!」



あぁ。これが、三度目の正直ってやつなのかな。

今度こそ逃げられないんだな。私死んじゃうんだな。


えっと、遺言、遺言......言い残したこと......ごめんなさい、助けてください、



「ね、ねぇ、なんで気絶させる必要があるの?? なんで気絶させた方が属性わかるの!?」

「えー? キミ、サキュバスが何かわかってるー?」



バニラ先輩はハンマーを振り上げながら、翼を小さく動かす。



「アタシはサキュバスだよ? 夢魔だよ?」



真っ黒な頭の角が、浴びた光を反射させていた。



「相手が夢を見てるときの方が、中を覗きやすいに決まってんじゃん!」




***


「はぁぁああ......今日は酷い目に遭ったなぁ......」


私は今日の分の『眠りココア』を作りながら、ため息をついた。


まだ叩かれた場所が痛いよぉ、もう数時間は経ってるはずなのに......。

心なしか、ちょっとくらくらするような気もするし......。


試しにヘアバンドを外してみるけど、脳の痛みも重みもマシにはならない。ただ前髪が降りてくるだけ。さっきピアス外したときも何も変わらなかったもんなぁ。


私は外したヘアバンドを机に置いて、眠りココアを片手にベッドをよじ登る。こぼしたら洗濯がめんどくさいから、そーっと......。



眠りココアはやっぱりベッドの上で飲むのが一番美味しいよね! 疲れも取れるし、今日一日が終わるって感じもするし! 良い香りだなぁ......バニラ先輩の匂いよりも落ち着く。強い香水って、ずっと嗅いでると洗脳されるような気がするんだもん。



『空気だねー。空気属性。これがキミの中で一番強い属性っぽいかなー』



「......」



先輩がくれた属性測定のレポートには、色々細かいことが書いてあったけど......要するに私は空気属性が一番強くて、他にも草属性とかだったりして......後は確か......



「光と闇......」



私は、眠りココアに映る自分の姿に向かって、無意識にそう呟いていた。


光属性と闇属性。ルームメイトくんと同じで、どっちも持ってるらしい。


しかも......



『光と闇どっちもある子はさ、大体光の方が強いとかあるんだけどー......キミの場合は完全に半々みたいなんだよね。それってかなり珍しいんだよー?』



バニラ先輩は目を光らせながらそう言ってた。だから、本当に珍しいんだろうなって。


びっくりじゃない? あのルームメイトくんですら、光属性の方が強かったんだよ? なのに私は半々で、光も闇も同じくらい強くて......。



「......」



すごく、不思議な気持ち。自分で言うのもなんだけど、てっきり私は光寄りなんだろうなって思ってた。


眠りココアの表面に映る自分は、笑ってない。部屋には一人きりなんだから、笑ってないのは当たり前なのかな。


自分は光にも、闇にもなれる。どっちに転ぶかは自分で選べる、か。



「あ............あははっ、考えすぎかな?」



別に、光属性の子の方が明るいとか、闇属性の子の方が暗いとかないだろうし......ただ、どっちの魔法が得意かって話だし......。


自分の属性と、自分自身の性格は多分関係ない。属性は未来を決めるものじゃない。


光が良いとか、闇が悪いとかないんだから。



「きょ、今日はもう寝よ! 明日も早いし!」



私はあえて心の声を口に出して、再びココアに映る自分の姿を見る。ちゃんと、笑ってた。



そして、眠りココアを一気に飲み干——


——そうとして、危うく吹き出すところだった。




「ぶっっっげほっ、な、な、何!?」




だって、急に窓からすごいおっきい音したんだもん! コンコンコンって! 明らかに誰かノックしてきたような音!


窓じゃなくてドアからかな?って思って黙ってみたけど、しばらくしたらまた窓からドンドンって聞こえてくる。



......窓の外に、誰かいる......?



白のピロピロしたやつ......あ、ブラインド!は閉まってる。っていうか、実は未だに開け方がわからないから放置しちゃってる。紐みたいなのあるんだけどさ、これ引っ張っても全然開かないの!! えっとどうしよでも開けないと、開け、ど、どう、し、



持ち上げちゃえば万事解決!!!! てやーーーーーっ!!


.....って、私はブラインドの底に手を置いて、勢いよく持ち上げて、



そしたら。


私の頭どころか、体よりも大きい目玉が、こちらを覗き込んでいた。




「ぎぃぁぁぁああああぁぁぁぁぁあああああぁああぁあああああああああああああ」









次話:ベアくん、最初で最後の登場です

です、ベアくんはクマさんではありません

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