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【2巻&コミカライズ決定】非モテサラリーマン40歳の誕生日に突然大魔導士に覚醒する #花岡修太朗40歳独身彼女なしが世界トレンド1位  作者: 海翔
ホーリー12

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ペットショップ

現在、鋭意作業中につき更新遅めですがよろしくお願いします。

翌日約束通り、凜を家へと迎えに行きペットショップに向かう事にする。


「たのしみ~」

「俺、もしかしたらペットショップって初めてかもしれない」

「そうなの?」

「子供の頃に行った記憶はないし、大人になってからは犬が苦手で」

「そうなんだ~。猫もいるから大丈夫だよ~」


ここがペットショップか。

まさか放し飼いにされていることはないだろうが、妙に緊張してしまう。


「わんわんわん」


お店に入った瞬間、甲高い犬の鳴き声が聞こえ緊張が走る。


「りんたろ~大丈夫。子犬だから。それに、アクリルケースの中だから」

「ああ」


たしかに鳴いているのは小さな子犬だ。

それにどの犬もケースの中にいる。

凜に誘われ恐る恐る店内へと踏み入れる。

店内には十匹を超える子犬と三匹の子猫がいる。

猫より犬の方が人気なのかな。


「かわい~。この子耳が垂れてる~」

「ああ、本当だな」


緊張の中、愛らしい子猫を見ると僅かに緩む。


「りんたろ~今度一緒に猫飼ってみない?」

「いや、一緒にってそれは無理だろう」

「え~~っぜったいかわいいよ~」


そういえば以前もそんな事を言っていた気がするけど、どう考えても無理だろう。

ただ、たしかにかわいい。

それからしばらく子猫を眺めていると凜が声をかけてきた。


「りんたろ~、りんたろ~は昔犬に嚙まれたんでしょ~」

「ああ、ドジなんだけど、逃げきれなくてこっちの足をね」

「襲われてた女の子を助けたんでしょ?」

「いやぁ、あれは助けたというか勝手に俺が襲われたというか」

「その時の犬憶えてたりする?」

「それは忘れられないな。あれは冗談抜きで死ぬかと思ったよ。犬があんなに凶暴だとは思わなかったから」

「あんな感じの色だったりする?」

「そうそう、あんな感じの黒っぽい犬だったよ。大きさは全然違うけど」

「その時の女の子の事って憶えてる?」

「いやぁ、犬からどうにか逃げて戻ったらもういなかったんだよ。女の子だったのは間違いないんだけど」

「……ごめんなさい」

「え? なに?」

「ごめんなさい」

「え~っと、なにが?」


急に謝られても、何のことだか全く心当たりがない。

「わたしなの」


「え~っと、なにが?」


何のことだ? 今の話の流れで謝る箇所ってあったか?


「だから、その子わたしです」


えっ、凜がその大きな瞳に涙を浮かべている。

俺なにかやってしまったのか?


「凜、どうした? ごめん俺がなにか……」

「りんたろ~が犬に噛まれたのはわたしのせい。助けてくれたのに怖くて逃げちゃったの。本当にごめんなさい」


え~っと、俺が犬に噛まれたのは凜のせい。

助けてもらったのに逃げちゃった。

ん……え?



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