第9章 コスプレ⁉
「人が多いな~、夢もそう思わない?」「そうですね、すごい人だかりです。」さすがと言うべきか、コスプレイヤーもカメラマンも多い。「ねえ見て先輩あそこに、ごち〇さのリゼさんのコスプレイヤーがいるよ。」「確かにいるね、見に行ってみるか。」こうしてリゼのコスプレイヤーの近くに行った。「すみませ~ん。写真を撮ってもいいでしょうか?」写真を撮ってもいいかを聞きに行ったとき、「ねぇねぇ、そこの君たち、手伝ってほしいんだけど、良いかな?」と言われた。まさか俺と夢のことじゃないだろうと思いながら、「俺らのことですか?」と聞いてみた。「そうだよ。手伝ってくれるの!」まさかの俺たちみたいだ。「先輩、どうしますか?」「まぁ、困ってそうだし、手伝いしようよ。」こうして俺たちはコスプレイヤーの手伝いをすることになった。「ありがと~、それじゃあまずはこれに着替えてほしいな。」そう言ってコスプレ道具を渡された。「これはコスプレイヤー用のチケットだからよろしくね。更衣室は、あそこの入り口を左に曲がるとあるから。」話を聞いてみると、一緒に来る予定だった仲間が、体調を二人も崩してしまったらしい。
「まさか俺たちがやるとは…」「そうですね、少し驚いています。」そう夢と話しながら、歩いていると、更衣室に着いた。「じゃあ、着替えるか…」そう言って服を出して俺は、言葉を失った。まさかチノのコスプレ衣装があるとは思わなかった。「流石にこれは…」着れないな。そう言おうとしたら、「先輩、手伝うといったのは僕たちですよ。諦めて着てください。」そう言われて、俺は言い返せないまま服を着た。「これで最後かな…」ウィッグをかぶって着替えは終わった。「先輩、終わりましたか~」そう言ってこっちに来た夢はココアのコスプレをしていた。「夢、すごく似合ってるね。」「先輩こそ、かわいいですよ。」お世辞でも褒められるのはうれしいなと思いながら鏡を見てみると、思いのほか似合っていた。着替え終わったからコスプレイヤーさんの元に戻った俺たちは「めっちゃ似合ってるやん。これならメイクも少しでいいね。」と言いわれながら、メイクをされた。メイクが終わったあたりで、「すみません、写真良いですか?」と客が来た。俺はできる限りチノになりきれるように自分に暗示ながら、「はい、良いですよ。」と返事をした。夢とリゼと並んでポーズをとりながら写真を撮ってもらった。そうしているうちにいつの間にか写真を撮るための列ができていた。一人一人の要望に応えながら、写真を何枚も撮ってもらうことをやった。
3時間後、やっとこの最後の人で終わりそうだ。「すみません、チノさんとココアさんでこのポーズをしてくれませんか?」そうやって見せられたのは、キスシーンだった。「さ、流石にそれは…」「キ、キスはさすがに…」そう言いながら俺はめちゃくちゃドキドキしていた。「キスシーン?ごめんなさい、見せる写真を間違えました。こっちをお願いします。」そう言って見せられた百合ポーズ、(両手を恋人つなぎをして、女の子座りをしてほほを合わせるようなポーズ。)をやった。手をつないでいるとき、心臓がなぜかドキドキしていた。なんでだろう。そう思っていると、撮影が終わっていた。「今日は見ず知らずの私のために、ありがとね~。これはほんの少しのお礼だよ。」そう言って俺と夢に万札を渡そうとしていきた。「これは受け取れません。これからも仲良くしていきたいので、出来れば連絡先をもらえないでしょうか?」「僕も先輩と同じで連絡先が欲しいです。」「本当にそれだけでいいのかい?わかった、これでいいね。」こうしてコスプレイヤーと連絡先を交換して分れた。俺と夢は着替えてから、家に帰ることにした。「先輩、今日は楽しかったですね。」「そうだな。俺も楽しかったよ。」「じゃあ、また明日も…」「流石に明日はやめてくれ。」「え~、何でですか~。」などと話しながら、夢と別れた…結局あのドキドキはなんだったんだろう…
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