第5章 変化 (後半)
昼放課になっていつものように夢のことを待っていたけれど、今日はやけに遅い何かあったのかな。と思っていたらクラスに来た。「先輩~、お弁当作って来たので一緒に食べましょう。」と言ってきた。良かった、何事もなくて。「良いけど、今日は来るの少し遅かったね。何かあったの?」と聞いてみた。「ちょっと、話をしていまして…そんなことより、早く食べましょう。」と俺の席の隣に座って机をくっつけてきた。ナチュラルに教室に入って来たな、俺にはできないことだ。そう思いながら弁当箱を広げている夢を見つめてしまった。「なんですか?そんなにじっと見て。」夢に気づかれていたらしい。「もしかして、このおかずが欲しいですか?仕方ないですね。」と唐揚げを箸でつかんで運んできた。「えっと…」と違うと言おうとしたところで「はい、あ~ん。」とされた。まるで餌を与えられているひな鳥のように禁句(あ~ん)を言われた俺は、「あ、あ~ん。」と食べてしまった。こ、これって間接キスだよね…「うん、美味しいね…」「それならよかったです。」と夢は自分の弁当を食べ始めた。もしかして俺だけ意識しちゃってる!な、なんか恥ずかしい…俺がこんなに恥ずかしい思いをしているのに、夢は何事も無いようにしやがって…!そうだ、俺も同じことをやって意識させればいいんだ。そう考えて、「夢、俺の卵焼きをお礼にあげるよ。」と夢に言って卵焼きをつかんだ。「えっ」と驚いている夢に「ほら、あ~ん。」とやった。夢は困惑しながらも食べてくれた。「せ、先輩これって、かっ間接キスじゃないですか。」と言われて、我に返った。俺は何をやっていたんだ、自分から間接キスをしに行くなんて。そのせいで弁当の味がわからなくなってしまった。その後のことは、刺激が強すぎて忘れてしまった…
こんにちは!作者のアイリです。この作品はでは、よく誤字をします。もしよろしければコメントにて教えてください。また続きが気になると思ったらブクマなどよろしくお願いします。




