巨大戦艦沈む!?
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ヒーローたちが『宇宙海賊バジュラ』に巨大ロボを戦闘不能にされてしまったことを見届けてから【悪の秘密結社S】の最高幹部である『ダークミラー将軍』は、即座に控えさせていた怪人兜タイガーを巨大化させて出撃させていた。
「ワハハハ! ヒーローどもが奴らにやられてしまいおったわ! これは、我等の真の力を見せつけてやる絶好のチャンスだ。あの宇宙海賊どもを何としても倒すのだ!!」
「はっ、我らも心得ております。兜タイガーを先に出撃させてから、すぐに怪人ムカデコウモリも巨大化させて出撃させて一気にやつらを叩き潰してやるつもりです!」
「期待して良いのだな? ブラックキラー大佐! 何としても奴らを叩き潰すのだ。ヒーローたちが戻る前にかたをつけるのだ!」
出撃させた兜タイガーは、想像以上に巨大戦艦と好戦を繰り広げていた。
それというのも、ヒーローたちが奴ら『宇宙海賊バジュラ』に改心の一撃でかなりのダメージを与えてくれていたおかげでもあった。
「次の怪人を早く出せ! ええい!! 何をしているのだ!! ここで一気にあの巨大戦艦を叩き潰すのだ!」
「あ、あと少しで準備が整います。少々お待ち下さい! イー!!」
ダークミラー将軍に急かされ怒鳴り付けられた怪人の開発を任されている特別な戦闘員たちは、冷や汗を額につたわせたまま必死に怪人の最終調整を行っていた。
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戦闘の指揮をブラックキラー大佐に任せてダークミラー将軍は、首領に呼び出されて最高指令室に訪れていた。
「戦況はどうなっておるのだ? ダークミラー将軍!!」
「はっ! 先ほどヒーローどもが撤退を宇宙海賊に余儀無くされてすぐ…我々の怪人を出撃させて好戦中でございます!」
「宇宙海賊など、さっさと片付けてしまうのだ! 失敗は許さん。良いな?」
『宇宙海賊バジュラ』との戦いが、思いの外…長期戦になっているので、首領もどうやらしびれを切らしているようで…ダークミラー将軍を呼びつけて渇を入れてさっさと戦いを終わらせたいという心境だったようですね。
首領から渇を入れられたダークミラー将軍は、背中に冷たい汗をつたわせて心から早くこの戦いを終わらせたいと強く願っていた。
《ドガガガァ――――ン!》
《ゴゴゴゴゴゴ―――――ン!》
巨大化した兜タイガーは、灼熱の炎を口から噴射して巨大戦艦に炎の渦を浴びせていた。
「今だ! 早く次の怪人を出すのだ!」
「調整完了しました! すぐに出撃させます! イー!!」
ダークミラー将軍の合図で調整が完了していた怪人ムカデコウモリも出撃して、兜タイガーと容赦なく巨大戦艦を攻撃してかなりのダメージを喰らわせていた。
そして、ダメージを深く負った巨大戦艦は、急降下を始めて東京湾へとその巨体を沈めて行った。




